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abeshi's snapshot ●軽くて楽しいミニカメラ PENTAX Q7/Q-S1

PENTAX Q7 を中心としたカメラ関連の適当ブログです。特に記載がなければQ7で撮っています。
レポートは youtube 動画を併せて使い、雑感はここを中心にテキストをはきだします。

K-S1 関連は『こちら』より(別枠へ)
ibook: PENTAX Q セルフラーニングガイド「Q骨頂」で販売中
kindle: amazon Kindle版の方が好評です!
TV: http://m.youtube.com/user/AbeshiTV

2015年08月

こんにちわ

初めてPENTAX QをQ7という形で手にしたときを思い出します。
blogは2013年7月6日の七夕の前日に本格的にスタートしました。

今までズッとコンパクトデジカメ(以後コンデジ)を使っていました。それはCASIOのQV-10というコンシューマ用に非常に安価で背面に液晶を備えたコンパクトデジカメの走りを生み出した機種からです。

ここからいろんな理想のコンデジを求めて彷徨い、こうなりました。
Q-DOUBLE

出遭えたのがPENTAX Q7という機種、そしてQ-S1でした。正直「レンズを交換できる」という特性を持ったカメラが欲しかったんです。

それまで使っていたSONYのコンデジでも本当は困っていなかったのです。
そのSONY WX-10の仕様は16MPで1/2.3型のセンサー、35mm換算26-182mmのF2.4/F5.9というレンズ、46万ドットの液晶、連射10枚/秒、ISO100-3200という今にしてみればほぼ1つ前のQ10のセンサーにQの02と06を合わせたような距離、特殊な解像エンジンでQ7と同等なクオリティを実現するコンデジでした。
むしろ解像度が16MPだった分、PENTAX Q7/Q-S1の12MPに比べて綺麗に感じる気もします。

PENTAX Qシリーズの特徴は、以下。
  1. レンズも含めて軽量コンパクト
  2. Q-S1なんかはオシャレなデザイン(Q7も無骨ですが良好)
  3. とても軽いシステム一式(レンズ複数持っても500g)
  4. 小さいのに本格的なレンズ06 TELEPHOTO ZOOMと08 WIDE ZOOMの存在
  5. とても安いのに十分楽しめる魚眼レンズ03 Fish-Eyeの存在
  6. 本格的な一眼カメラとほぼ同機能を有し同じインタフェースを持つ

今2015年夏の段階での他社比較・ポイント
  1. 良:落としても気にならない(レンズに傷さえ入らなければ普通に使える)
  2. 良:とにかく軽い
  3. 良:小さいのに電子水準器有、オールドレンズ用アダプタ有
  4. 劣:絵や解像具合が旧世代(3年前の中級コンデジ)
  5. 劣:ちゃんとカメラ知識を得て触らないとダメ画質を量産
  6. 劣:手ブレ効果も弱い
  7. 劣:先の見えないレンズマウント(開発止まってる風)

まぁ、これから買う理由があるとすれば、海外にでも国内でも気軽にもって行けて昼間に面白いものを見つけた時に気軽に撮る・・・それも普通に撮るのではなく感性で色に変化をつけながら撮る、というカメラですかね。そんな時代になってしまいました。


特に初めて手にした時に戸惑ったのは、カメラの知識をしっかり得て「できるだけISO200以下で撮る」を意識しないと残念な絵になってしまうこと。コンデジやiPhoneの感覚で撮れなかった事です。

2年前はそれさえクリアすれば、十分綺麗な写真が撮れると感じたのですが、最近のコンデジや一眼の機種との比較ではもう物足りませんよね。

正直iPhone5以降は、iPhoneの方が綺麗に手軽に撮れますし、チルトバリアン無し、タッチ無し、AF出来るマクロレンズ無し、超望遠出来るけど解像感無し、12MPだけどISOや色の深みは他より弱し、背面液晶見にくい、電池スタミナ全く無しで丸一日なら5個ほど必要、WIFI弱しソフト無し、レンズは06以外全部ボケず回折影響有りまくり、動きものはほぼ無理なAF、お洒落だけどプラスチッキー。

これらをわかってて軽さと手軽さを重視して買うなら最高ですが、とても今の時代で新品を数万出して買うカメラとしてはお勧めできません。それだけ2年で周りは動いたということでもあります。完全に取り残された。
Q7と中身同じだったQ-S1もファームウェアの更新でサプライズあるかなと期待してましたが音沙汰無し、それどころかレンズの追加も無し。

まあ、言い出すときりないですが、将来の見えないマウントを持つカメラはただのコンデジと同じです。
でも、他のコンデジと比べても、06 TELEPHOTO ZOOMの望遠域でのF2.8クラスのボケと軽さ、08 WIDE ZOOMのようなクリアでシャープな超広角を持つコンパクトさはなかなかないし、そもそもiPhoneにはありません。
レンズも含めて一式の価格はそれほど高価にならないため、海外でも身に着けたまま行動でき安心です。

ABESHIsLENS2014-ALLSTARS


ここで約1年以上blogを公開しながら時にはレンズ改造までしてチャレンジをやりつつ、自分で気が付いてきたことを「素人の目」をベースに「いろんな角度の知識」を組み合わせて見える世界を模索して来ました。

それは逆に言うとそのままのカメラやレンズ達ではとても満足できなかった証です。
でも、そもそも軽い持ち運び重視のパソコンにワークステーション並みの処理速度と史上最高のスタミナを求めるのって、チョット違いますよね。
そんな感覚で初めから接していればとっても楽しいカメラなんです、これ。

そのPENTAX Qの使い方、しいてはお散歩カメラへの向き合い方としてこのBlogの集大成的に「Q骨頂」というキーワードを用いて1冊の本にしました。


普通なら書籍販売というのもありだと思うのですが、過去に電子手帳(PDA:今のiPhoneのようなもの)向けの電子書籍をPDFで公開したこともあったので、同じように日本ではまだまだ浸透しきれていない「iBooks形式」で出してみたいと思う気持ちが強く、チャレンジしてみたのが今回の「Q骨頂~PENTAX Q セルフラーニング」です。

→リンク先:AppleのiBookStoreのページ
★ amazon kindle版はコチラ (KindleアプリまたはKindle端末が必要)



【以下簡単なあらすじ】
  1. 色への意識を高める(適正な色が手に入るか?)
  2. 「露出」の機能を知り明るさをコントロールできるか
  3. 見つけたものを瞬時に判断して絵を決められるか?
  4. モチベーションを維持するために撮るテーマを決め、撮って後から直すことを考えず、その場で幾つも撮って要らないものを捨てる術を覚えよう
  5. Qで撮ってきた日本のあちこちの写真とその時の「色」や「レンズ」サンプル
  6. 好きなものが撮れるようになってきたら、カメラのデコレーションもしちゃおう(Q-S1)



こんな感じになっています。

  1. 1/3のページはドリル形式になっていて、こういうことをするために「こうしてみよう」と操作しながら覚えられる内容
  2. もう1/3は実際のとった絵とレンズ+TIPS
  3. 残りは色やカメラ関連の雑学やオマケ話

となっています。iBooksのページでは無料サンプルも置いてあります。iOS8.4からiPhone上のiBookでも読めるようになりましたので、お試しください。

ドリル9


Q骨頂のキーワード、それは普通のカメラマンの常識とはかなり違うと思います。どちらかというとプロ目線より「ガジェット好きの好奇心目線」です。
だからカメラで綺麗に残す、というよりも「カメラとの時間をどう向き合っていきますか」というスタイルに近い本となっています。

根底にある思想は「無理に巧くなろうと思って型にハマった写真を撮らないで」という気持ちです。
自分の撮る絵を人の思想で決まった絵にしても面白くないと思うのです。もちろん巧くなるために真似ることは大切なんですが、「綺麗でなければいけない」ということは100%ありません。
むしろ大切な人や時間を思い出すためのきっかけ、その土地の雰囲気やその時楽しく遊んだ場所、一人旅でもお散歩でも「世の中の普段見えているものとのズレ」の1つ1つを記録した、という感覚で接する気持ちが「PENTAX Q」を持つ身に一番大切という私なりの想いを伝えたくて綴りました。

ほら、そうすると解像度も、さほどボケないレンズも、解像度が高くなくてファイルサイズの小さい容量も気にならないどころか、むしろ愛着が湧いてきませんか。
お気軽に使えるカメラを、これから買うにはチョットお勧めしにくいですけど、何かの拍子に手に入れたり、既に手にしている人はガンガン持ち歩いてボロボロになるまで遊んであげましょう。
ハードに使い込むと1年くらいで内蔵電池も経たり、すぐにカレンダーを設定してくれっていうようになるかもしれません。
そうなったらトキドキの持ち歩きや、雨天の悪条件な時だけでもイイんじゃないかな。手に入れたQは逃げずにあなたの側にいます。無理なく持ち歩けます。

image

PENTAX Q-S1 01 STANDARD PRIME 1/125s F6.3 ISO100

お散歩のお供にQ、初めての写真の趣味にQ、これは良い入口です。
この後、「軽さ」「綺麗さ」を求めて次のステップへ進むか、iPhoneでもいいやになるか、それは人それぞれ。同じメーカーでなければいけないこともありません。
自分に何が合うかを探すには、何百枚も撮らないと判らないと思います。
その時には、いつも持ち歩けているQの存在、簡単に撮るためのクイックメニューが大きく貢献してくれるでしょう。


の髄まで味わい尽くして、きに登りませんか。
本のドリルでビューっと一気に飛んでいってもいいと思います。面白い世界が見えてくると思いますよ。


そして「Q骨頂」という頂きに登ったら、同じカメラ好きのカメラとしてのQも、新しいカメラも、また違う世界が見えてくるンじゃないかと思います。

最後に。
これで一旦PENTAX Q7/Q-S1を中心とするblogを終わりにしたいと考えています。短いようで長かった2年、今までお付き合い頂きましてありがとうございました。
また、ひよっこり書き込む事もあるかもしれませんが、既にQの後継としてメインカメラを富士フイルムのX-T10に移行してます。

新 snapshot blogはコチラ

ですので、パワー配分はコッちに移ります。
今後は新カメラの更新などが本筋になると思います。

また、もし、QのようなKがこの書き込み公開後に出てきても、もうPENTAXのKマウントカメラでは自分の財布でアーリーアダプターをしないって心に決めた事もありますので、暫くの間は、多分このままになると思います。
ただ、…パナソニックのGX8よりもハード性能が上なQ-S2が出てきたら分らないです(笑)


では、また何かのご縁がありましたら、その際にもよろしくお願いします。

ひとまずは、コレにて。

今回のQでのお散歩は、都心であり六本木と日比谷の間あたりに位置する神社、「日枝神社(ひえじんじゃ)」です。

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Q-S1: 08 WIDEZOOM F4.5 1/80s ISO200 AWB

Qでのお散歩ではわりと神社を巡ってました。

都内で訪れたことのある根津神社(谷根千)、富岡八幡宮(深川八幡)と並ぶ東京十社のうちの1つであるこの日枝神社。

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Q-S1: 08 WIDEZOOM F5 1/250s ISO100 AWB


江戸三大祭の一つ、山王祭なんかで有名な場所で、境内には天井絵や宝物庫(刀等)を見られる面白い場所なのですが、本日はそこをキャンセル。

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Q-S1: 08 WIDEZOOM F3.7 1/40s ISO100 AWB

中身は詳しく観ずに、お参りだけの訪問で終わりました。

何をお参りしたのかって?

これから始める新しいカメラの環境でハッピーな写真ライフへと繋がりますように・・・。ってことです!

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Q-S1: 08 WIDEZOOM F4.0 1/50s ISO200 AWB

PENTAX Qの世界にハマって、お散歩写真の楽しさや軽くてどこにでも持って行ける写真の楽しさをたっぷり堪能してきた私、そろそろ「ステップアップ」今一歩新しい階段を登って行きたいと考えています。

Q7の内蔵電池のへたりによる交換時毎回の日付合わせのメンドクササの解消もあってとQ-S1を購入、続けてK-S1の併用を試みてみました。
同じ操作感、メーカー、FA77mmLimitedのオートフォーカスへの憧れもあって、Kマウントへの移行を図ろうとしたのですが、今一つ先へと進めなかったのは K-S1 Blog側でも書いた通り。

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Q-S1: 08 WIDEZOOM F4.0 1/80s ISO200 AWB
#ようやく階段も上がって世界が見えてきました


PENTAX Q-S1は外観も良くて可愛くてレンズも F2.8ズームの望遠 06 TELEPHOTO ZOOMや、超広角でスッキリする 08 WIDE ZOOM、更に楽しくなる魚眼の 03 FishEyeの3つがあるおかげで、たまらなく楽しい写真ライフなんですが・・・。

前から話していた通り、結局Qの標準域(01と02)にこの1年半くらい納得がいっていませんでした。
「暗くなると人物がブレて撮れない」「シャキっとした絵が撮れなくiPhone6Plusの方が簡単に撮れて絵が綺麗」みたいな状況と思いがシバシバ。

基本となる距離域を普通に旅行で撮って足りないと感じるカメラって・・・、と思うようになってしまったのですよね、これが現実。
ドピーカンなら問題無いんで春から10月くらいならイイ、薄着に軽くてラフに使える、これはQの独断場です。

アレですよね、Q7を手にした時点で「モバイルパソコンは何かを犠牲にする」みたいな「携帯性重視カメラ」だったことも自分なりに分かっていたはず。

そこを踏まえて、ずっとやってたのですが、標準域を撮るメインカメラをソロソロ変える時期が来たかな?っと思うようになりました。

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Q-S1: 08 WIDEZOOM F4.0 1/80s ISO200 AWB

そうそう、Qを初めに検討した時はオリンパスのPenとの比較でQを選びました。
だから、今回もオリンパスのカメラを今一度検討し、更に同じ規格のm4/3のレンズと写りを色々見てました。それこそ穴開くくらい、毎月のインターネット10GBの通信制限を何度か食らい続けながら(笑)

7月くらいになるまで展開が豊富なm4/3が一番軽くて面白いかなぁ~とずっと考えていましたが、結局 絵の良さが iPhoneに追いつかれた経緯も有るし、永く使えて、ここで圧倒的に良さを実感できるレンズで撮りたいな、っていう気持ちが強かったのです。
モチロン軽いことが重要。仕事じゃないし、お散歩のお供なので重くてデカイのは嫌いです。

ハイ、結果、
APS-Cセンサーに決まり、FUJIFILMのX-T10かSONYのαシリーズしか目に入らなくなってしまったんですよね・・・。
何せ、K-S1の代わりになる「何か新しい形のQ」が、1年経とうとしてるこの時期に噂なり発表なりあれば良かったんですが、残念ながらそれも来ませんでしたしね、結局それが大きいです。

もしかしたら、このblogを書いたのちすぐに発表があるやもしれませんが、時すでに遅し。わりと長いことPENTAX Qのblogやってたけど、もう新規の人への勘違いをさせてはいけない時期にも来ていますしね。

これからQを買うにしては、レンズのクオリティも含めてチョット時代からずれてきた気もします。今までのものが消えるわけではありませんから、今楽しい遊びは変わらないと思うのですが、そろそろ区切りも必要かな、と。
メーカーとタイアップしてる訳でもないし、好きなメーカーですけど、現状では欲しいカメラや使いたいレンズはもう無いと思うし、ほんの雀の涙ほどの株も持ってますので応援したいのは山々なんですけどね。

そもそもQマウントなレンズも1年半前の12月に08のレンズが出たきりでしたしね。
やっぱりこのセンサーサイズをベースとしたQは、このまま終わりかなぁと自分的にも感じた次第です。
どのみちどんなにセンサーを良くしても、今のモヤっとした01や02のレンズのままではダメですしね。

どこぞのプロ写真家もQの開発止まったなんて噂流すくらいだし、その書き込みを野放しにして止めないまたは反論しないメーカーも、その姿勢が真実と言っているようなもんですよね。

2015-07-25-13-12-34

Q-S1: 08 WIDEZOOM F5.0 1/250s ISO200 AWB

・・・ということで、東京十社巡りの夢は新しいカメラか、もしくは機種に依存しないblogへとバトンタッチをしていこうと思っています。
PENTAX Qも良いカメラなんですよね。06や08を含め10万以下で殆ど全部そろう。コレって凄いことです。
まだまだサブカメラとして頑張っていくと思います。でも、哀しいけど今の時代に写るんですを使う人は居なくなりましたよね、それと同じかな、とも思うんです。2年という割と短めで、でも、たっぷりと教えてもらえた、このPENTAX Qは凄いカメラだったと思います。

こちらのQのblogも、そろそろフェードアウトする時期かな、とも思います。
PENTAX Qで楽しめる遊びと覚えた考え方のほとんどは「Q骨頂」という本にまとめました。

ibook: いつの間にかiPhoneで普通に読めて買えるようになった PENTAX Q セルフラーニングガイド「Q骨頂」販売中(値下済)

サンプルもあります


結果、これが私のすべてだったのかもしれません。

ここのblogを終わりにする前に、中身をもう少しお披露目していこうと思っております。
Qでの新しいお散歩記録は今日で終わりとなりますが、blog自体はあと少しだけ続きますので、まだまだお付き合いください。

新しいお散歩記録、コッチ: xt.blog.jp でゆっくり初めて行きます。

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