こんにちわ。

昨日に引き続き、敢えて逆光を撮る、ということで、色んな場面で使えないかと考えてみました。
というか、逆に今まで取ってきた奴で、無理矢理に逆光的に撮ってものを幾つか載せてみます。
共通して言えるのは、無理矢理光を入れると絵の全体に対して一部だけ白くなり、光の収差・・・いわゆるフリンジが出てしまうため、絵の中に明るすぎる部分とそうでない部分が混在してしまう難しさが付きまといます。

IMGP2450
06 TELEPHOTO ZOOM 1/200s F2.8 ISO250

このため、光を中心にすると全体的に白く飛んでしまうし、一段EVやシャッタースピードで光を遮っても今度は暗い部分が消えてしまうことになるのでバランスを撮るのが難しいです。
そして、もっと難しいのは光を透かす対象に気を配らないと、自然な絵なのにジャギーっぽくなってしまう場合があることです。この写真のモミジの葉の輪郭のように。

IMGP0961
01 STANDARD PRIME 1s F1.9 ISO320

明暗バランスが難しくなる傾向は夜景で顕著です。でもこの感じを克服して、いつもより若干スピードをあげて光を遮るクセを覚えていけば、色んなシーンで応用が利きそうな気がします。

IMGP7521
02 STANDARD ZOOM 1/30s F2.8 ISO250

適正な色合いを捕まえられれば木々の向こうに光が差し込んでいる感じが演出出来そうです。

IMGP2498
03 Fish-Eye 1/400s F5.6 ISO250

逆光撮影の面白いところは、葉っぱを組み合わせればその葉脈も写しつつ、「影絵」として形を表現することが同時に出来そうなとこです。
更に魚眼+デジタルフィルター+逆光を組み合わせれば、こういう演出も出来そうなのです。
もう少し勉強していかないとダメだとは思いますが、絵作りの行程に新しい創り方を覚えた感じで嬉しいです。