こんにちわ

レンズ沼月間というのもあり、手持ち・・・特にヤフオクとかで見つけて手に入れたものを中心にお話ししております。

今日は、FA77mm Limited よりも安価に手に入れられるのに大口径で明るいレンズ、PENTAX-M 50mm F1.4 を使ってきました。

このレンズ、絞り羽は8枚、F1.4-F22までそつなく使えるマニュアルレンズのなかでも結構使える部類何じゃないでしょうか。

調べると6群7枚、3−3構成で画角は46°。発売は1977だったようですね。

バルサム切れが多いらしいのですが、結構良品で手に入れました。
そういうのはありません。

M
#左側がPENTAX-M 50mm F1.4

めいいっぱい絞れば、わりと奇麗に撮れると感じます。3000円以内で手に入るレンズという意味では結構使えるレベルと感じます。

IMGP4491 PENTAX-M 50mm F1.4 w/KQ Adapter 1/800s F22 ISO100 230 mm AWB ハードモノクローム

もちろん、KQアダプタとの連携のMFですから機動力は落ちます。


PENTAX-M 50mm F1.4 w/KQ Adapter 1/500s F22 ISO100 230 mm AWB 青抽出

この写真のように、鳥さんをおいかけようものならキツい思いの連続です。
連射にしておけば良かったと思うから、動くものを撮るときはスロー連射でなんとかしていかねばなりません。


PENTAX-M 50mm F1.4 w/KQ Adapter 1/1250s F9 ISO100 230 mm AWB 青抽出

まぁ、苦労してタイミング合わせるより、連射の方が良いですよ。この上の羽を広げているのなんか偶然。MFでやってるもんだから、無限遠にしてF22にして少し明るすぎてもえいやってたまたまですから。

あ、使う時には、レンズ側の絞りリングもフォーカスリングもしっかりしていますので、KQアダプタは「L」のモードでを推奨です。

ただし、絞りはF1.4だからといって、なめてかかると、 すぐに「2線ボケ」します。


#2線ボケした・・・開放しすぎた悪例
PENTAX-M 50mm F1.4 w/KQ Adapter 1/2500s F2 ISO100 230 mm AWB


#もう少し絞ってそれなりになった例
PENTAX-M 50mm F1.4 w/KQ Adapter 1/320s F5.6 ISO100 230 mm AWB

でも、奇麗に写るようになる、というのは考えものです。

今回のお花の例のように、きれいに写りすぎるとかえって汚い、という例もあります。
しいていえば、4K画質でみる芸能人みたいなものでしょうか(笑)
対象がよければいいのですが、そうでもないときには「無理して奇麗に撮る必要も無い」ってこともあります。
ようは、スナップ写真なんで、自分の記憶の補助に過ぎないのですから、楽しかった思い出、ああぁ、あの時ココに行って、あんなもんみたな、っていう記憶を呼び起こすトリガーにさえなればいいんですよ。
まぁ、どちらにせよ、マニュアルレンズってじっくり構えないと行けないから面倒なのは事実ですよね。

でも、安くていいレンズが手に入るとタマラナイ。これがレンズ沼の恐ろしいところなんですよね・・・。