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abeshi's snapshot ●軽くて楽しいミニカメラ PENTAX Q7/Q-S1

PENTAX Q7 を中心としたカメラ関連の適当ブログです。特に記載がなければQ7で撮っています。
レポートは youtube 動画を併せて使い、雑感はここを中心にテキストをはきだします。

K-S1 関連は『こちら』より(別枠へ)
ibook: PENTAX Q セルフラーニングガイド「Q骨頂」で販売中
kindle: amazon Kindle版の方が好評です!
TV: http://m.youtube.com/user/AbeshiTV

タグ:紅葉

こんにちわ

もう12月に入り、さすがに紅葉も終わりかな?って思ってたけど、意外に地元、車で40分のところにギリギリ見頃な場所、平林寺というところがありましたので、そこに行ってきました。

Q7_P2592
PENTAX Q7: 01 STANDARD PRIME F8.0 ISO1600 1/30s 39 mm AWB ポスタリゼーション

とはいえ、境内のやつは結構枯れていて、周りの竹林とその付近の林が紅い感じを残している感じでギリギリって感じの場所です。そこを最近のお気に入りエフェクト「ポスタリゼーション」とかしてみました(笑)

Q7_P2579
PENTAX Q7: 06 TELEPHOTO ZOOM F8.0 ISO1600 1/100s 69 mm WB:Manual

ココには、実はK−S1側でとある1つのレンズを試してみたかったのでフラっと行ってきたってのがあるのですヨ。

Q7_P2572
PENTAX Q7: 06 TELEPHOTO ZOOM F2.8 ISO100 1/160s 123 mm AWB

PENTAX Q7/Q-S1には、望遠側の200mmにF2.8通しの06 STANDARD ZOOM、広角側には解像する08 WIDE ZOOMがあるので、写真の解像度サイズ的には若干貧弱ですが、レンズ的には両側に良いものを持っていますので、どうしてなかなか、K−S1がなくても狙いはわりとこなせるんですよね。

しかしながら、標準距離域はK-S1に任せています。
中央の換算30mm-100mmくらいのところの01か02付近がチョい物足りないのがQです。
(まぁ06を超える200-400mmクラスのAF対応レンズも欲しいんですけど・・・)

また、01 STANDARD PRIMEも良いヨっていう人も結構多いと思うのですが、ワタクシ的には結構至近距離で地べた這った写真とか、マクロっぽいのとか、ポートレイト(blogには滅多にあげませんが)とか撮りたい奴なので、Qの01番だとあんまりボケを自由にできないので好きになれないというか。

FA77mm Limited のような、ハっとする感じが撮れないので、Qの標準域ではラーメン食べるときの簡単な記録用とかばっかり。
室内で撮影したいとき、Q7しか持ってきてない時に01番を「仕方なくつける」ことが多い。
まぁ、それはそれで重宝するんだけど素のままで「絵」にするのはあんまり使わなかったり。使うときは何かしらのエフェクト込か、魔改造アタッチして超接近マクロとして使ったりって感じになっています。

Q7_P2605
PENTAX Q7: 06 TELEPHOTO ZOOM F2.8 ISO1600 1/60s 128 mm AWB

02なんか、汚い絵になること多くて、素の写真としてはほとんど使ってませんよ。モノクロばっかり。
あれ、ダメレンズだよねえ、ほんと。初代QやQ10までなら十分なのかもしれないけど。Q7やQ−S1で普通に撮るのには許せる度合いが今の時代のクオリティに合っていない。

本当は、こういった、室内物とかも結構好きでして情緒的に撮りたいのですが、こういうのって、明るいF2.8クラスのレンズか、ISOを3200クラスにしてもノイズが乗りにくいようなセットを用意しないと綺麗に撮れないんですよね。
だから、ちょいQには苦手。まぁ、iPhone6Plusで事足りるようになってきたから、それはそれは代用があるんですけどね。

〜ということで、Qをずっと使っていくのに一番欲しいのは、16-100mmくらいF2.8付近の明る〜いレンズです。

まぁ、その辺無理に考えずに、K-S1にソレを期待しているんですけど、実際に買ってみると、PENTAXにはどうにも「これ」っていう使い回しの良いベストな標準ズームレンズが見当たらない。

F2.8通しかF2.8-4ぐらいで16-100mmくらいまであれば理想なんですけど、さすがにキビシイようで・・・。最近ではDA16-85mmなんか、良さげなんだけど、まだ手を出す段階ではない気がする。もう少しサンプルとかみたい。なんか、暗そうだし。

一番はDA★16-50mmくらいが良いんだけど、アレ重いし50mmで短い。今使っているSIGMA17-50mmも結構良いんだけど、コレも短い。

本当は、Qの02 STANDARD ZOOMの領域がそのままグレードアップするようなものが欲しい。
そうすれば、本当にQでいいや、ってなる。


Q7_P2545
PENTAX Q7: 01 STANDARD PRIME F1.9 ISO640 1/60s 39 mm AWB

まぁ、その辺はそのうち何か最適解が見つかるでしょう。Qになるのか、Kになるのか、それともαにマウント移行するか。

・・・さて、Q7で標準域は、02が嫌いなのでどうしても01頼り。
ただし、blog用の写真となると、意匠的な観点もあるので、もっぱらこういったキャラのアップです(笑)

Q7_P2623
PENTAX Q7: 06 TELEPHOTO ZOOM F2.8 ISO250 1/100s 83 mm AWB

運がいいことに、今住んでいる埼玉は「ゆるキャラ」好きなようで、月に一度くらいは何処かでイベントしてる(笑)
・・・でもって、今回のスターは、新座市というよりは清瀬市のゆるキャラ、「にんにんくん」です。

いやはや、雑木林からくる新座の「ゾウキリン」っていうのもツッコミたい気分満載の名称ですけど、こっちの「にんにんくん」は公募から決まったようで、筋金入です。いやはや。

あ、頭に葉っぱがついているのに、切れて撮ってしまった(笑)
そうそう、葉っぱといえば、今回の紅葉で使った本気写真の話は、次の週末にでも。
そのうちにK−S1側でやりすかね。
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こんにちわ

5月も下旬になってきて、あちこちでは新緑が、若くて奇麗な黄緑の葉っぱが満開?になってきました。

IMGP2686 魔改造D プラスアルファード 1/100s F9.0 ISO160 53 mm AWB

なんか、こういう色がたっぷりの季節って元気をもらえるようで嬉しいですよね。

IMGP3118 06 TELEPHOTO ZOOM 1/200s F2.8 ISO1250 207 mm AWB

ところで、私の大好きなカエデ・モミジですが、この時期は奇麗な青で虫にもやられていない奇麗な形を魅せてくれる絶好の時期だったりします。

IMGP2669 魔改造D プラスアルファード 1/100s F9.0 ISO160 53 mm AWB

だからQ7で見かける度に撮ってきましたよ。

IMGP2629 01 STANDARD PRIME 1/125s F2.0 ISO100 39 mm AWB

モミジって不思議で、まず「紅」から始まるんですよね。まぁ、品種にも寄りますけどうちの庭のもそうですし、街にあるやつも大抵そうです。

IMGP3066 PENTAX-M 50mm w/ KQ Adapter 1/800s F0 ISO200 230 mm AWB

初めから赤くてずっとそのままの奴は置いておいて、葉先の紅から奇麗な若い緑に変わり、色が落ち着いて最後は黄色、深紅になって散っていく。

IMGP2616 01 STANDARD PRIME 1/100s F1.9 ISO100 39 mm WB:Flash

日本を感じられる楽しい樹々ですよね。

今は初夏になりかけている感じで、春も超え始めた感じです。

IMGP2628 01 STANDARD PRIME 1/100s F1.9 ISO100 39 mm WB:Flash

そうか、もうこのblogを毎日書くようになって10ヶ月になるんですね。
月日とは残酷なものです。

早すぎです。
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こんにちわ。

今日は最近使いだしたモードの一つのクロスプロセスについてです。

このモードは、色をブレーク、つまり1つの色をセロファンがけしたような効果を出す機能と、自分でちょこちょこっと調整したやつを登録出来るお気に入り(3つまで)を含め、シャッフル(ランダム)できるのが特徴です。

で、Q7を購入してからクイックダイヤルに登録したのは「青抽出」「ハードモノクローム」「極彩」そして、後一つ何を選ぼう?ってずっと悩んでいます。
うっすらした「さくらほのか」っぽいのも好きですし、リバーサルフィルム+ファインシャープネスみたいなキリっとしたのも好きですし、シェーディングを組み合わせたトイカメラ的なもの良い。

う〜ん、迷うなぁ〜っ、ダイヤル8個欲しいよ、っていう感じだったのですが、初めにセットした3つが「意図した絵」をベースにしたものを設定しているわけだから「意図しない絵」も1つ入れたら変化に富んで面白いんじゃないか?
っていうことで、クロスプロセスのシャッフルで撮影した絵を1枚撮って、それをクイックダイヤルの1つに加えることにしています。


IMGP2550
06 TELEPHOTO ZOOM 1/100s F2.8 ISO125

普通に撮ってもお気に入りな絵が出るんですけど、良いな、と思う場所で撮る時には必ずクロスプロセスで「もう数枚」撮るようにしています。


IMGP2551
06 TELEPHOTO ZOOM 1/100s F2.8 ISO125 クロスプロセス

同じ場所でも、色を壊すだけでイメージが変わりますよね。
そういう変化も面白いので残すようにしているんです。
オリジナルも良いのですが、クロスプロセスで残した方が「なぜか」記憶に残りやすい。
なんでだろう〜。

IMGP2717
smc PENTAX-M 1:1.4 50mm with KQ Adapter 1/4000(1000)s F16 ISO100

普通に秋らしい絵を撮ろうと頑張ったのですが、風も強かったり立てる位置が不安定なところだったりすると、クソって呟いちゃったりしちゃいます(笑)が、ここでは漢らしく黙ってクロスプロセスで何枚か撮影。

IMGP2720
smc PENTAX-M 1:1.4 50mm with KQ Adapter 1/2000(1000)s F16 ISO100 クロスプロセス

そうすると、1枚くらいは、ああ、こういうのも良いかもな、っていうのが必ず撮れます。
まぁ、ちょっと最近は秋なので秋色に近いのをクロスプロセスのお気に入りに2個も登録しちゃったので割と懐古主義的な感じの似たようなものばかりになってきていますが、この辺、CTEのオンオフとかもうちょっと細かいところまでセッティングした違うイメージのものとかを織り込んで、意外性が容易に解るようにしていきたいです。

うまく対象とマッチして出てくれたときの感動は大きいです。
これ、もうちょっと勉強していこうと思います。 
 
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今年の11月は久しぶりに色んな所に行きました。

フラっと栃木県鹿沼の方へドライブ。蕎麦を食べにいってきました。

IMGP2105
04 TOY LENS WIDE 1/640s F7.1 ISO1000 AWB

また、近場のさいたまの神社(圓蔵院)にも立ち寄り。
隠れた紅葉スポットですも発見してしまいました。ここは長閑で、静かでもあり、大きなイチョウと周りの紅い樹々が素敵でした。


IMGP2495
03 Fish-Eye 1/400s F5.6 ISO250 日陰

IMGP2497
03 Fish-Eye 1/400s F5.6 ISO250 日陰

今月は新しいホワイトバランスの撮り方「微妙な紅葉には木陰」っていう技も覚えました。
結構使えていいですよ、これ。

IMGP2807
02 STANDARD ZOOM 1/400s F4.0 ISO160 青抽出

月の終わりには、北越谷の土手にもふらり。
ここも静かです。紅葉と川のバランスが素敵です。

でも、まぁ、たまには青で抜いて東武線も含めながらパシャってしてみました。

IMGP2810
02 STANDARD ZOOM 1/400s F4 ISO250 クロスプロセス

そうそう、クロスプロセスも使い始めました。自分で意図しない色を壊してくれて楽しいですよね、このモード。


02 STANDARD ZOOM 1/400s F4.0 ISO160 ハードモノクローム

なんというか、モノクロはやっぱり迫力が違います。これもイイ。クロと言えば、あそこもいったな、16号線にある地下神殿。

これは、今月は紹介出来なかったので来月どこかで書きますわ。

今月も私のblogを見てくださってありがとうございます。
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こんにちわ。

昨日に引き続き、敢えて逆光を撮る、ということで、色んな場面で使えないかと考えてみました。
というか、逆に今まで取ってきた奴で、無理矢理に逆光的に撮ってものを幾つか載せてみます。
共通して言えるのは、無理矢理光を入れると絵の全体に対して一部だけ白くなり、光の収差・・・いわゆるフリンジが出てしまうため、絵の中に明るすぎる部分とそうでない部分が混在してしまう難しさが付きまといます。

IMGP2450
06 TELEPHOTO ZOOM 1/200s F2.8 ISO250

このため、光を中心にすると全体的に白く飛んでしまうし、一段EVやシャッタースピードで光を遮っても今度は暗い部分が消えてしまうことになるのでバランスを撮るのが難しいです。
そして、もっと難しいのは光を透かす対象に気を配らないと、自然な絵なのにジャギーっぽくなってしまう場合があることです。この写真のモミジの葉の輪郭のように。

IMGP0961
01 STANDARD PRIME 1s F1.9 ISO320

明暗バランスが難しくなる傾向は夜景で顕著です。でもこの感じを克服して、いつもより若干スピードをあげて光を遮るクセを覚えていけば、色んなシーンで応用が利きそうな気がします。

IMGP7521
02 STANDARD ZOOM 1/30s F2.8 ISO250

適正な色合いを捕まえられれば木々の向こうに光が差し込んでいる感じが演出出来そうです。

IMGP2498
03 Fish-Eye 1/400s F5.6 ISO250

逆光撮影の面白いところは、葉っぱを組み合わせればその葉脈も写しつつ、「影絵」として形を表現することが同時に出来そうなとこです。
更に魚眼+デジタルフィルター+逆光を組み合わせれば、こういう演出も出来そうなのです。
もう少し勉強していかないとダメだとは思いますが、絵作りの行程に新しい創り方を覚えた感じで嬉しいです。
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こんにちわ。 この間の休日に、いつもは室内で料理、というより「おつまみ」ばかりを撮っていたCarl Zeiss Jena Flektogon(カールツァイス・イエナ・フレクトゴン)35mm をお外で使ってきました。

お外で使わなかったのは、単純に落としたりしたらイヤだな、という理由だったんです(笑)
少し寒くなって、ダウンとかのポケットに入れておけそうな感じだったので、ようやく、って感じです。

IMGP2852
Carl Zeiss Jena Flektogon 35mm 1/1000s F4 ISO100 CTE

このレンズ、ヤフオクで普通に買うと結構お高いようでしたが、ちょっと普通じゃないマウントの奴だったので安価に手に入れたのでした。

また、3世代目の奴で筐体デザインもゼブラ模様になっていないやつだっていうこともあります。

さて、外の明るい所でどれくらい描写してくれるか試してみました。
IMGP2834
Carl Zeiss Jena Flektogon 35mm 1/400s F4 ISO100 AWB

といっても、素人なのでどんなに良いのか説明出来ません(笑)

適度にボケて適度にきめ細かいと思っていますが、そもそもQ7ではレンズの端っこまで使っているかどうかも怪しいので、もう、結論から言うと自分で気に入っているんだからコレでいい!ってやつです。

偶数の絞り羽なので、逆光で撮るとこんな感じ。

IMGP2821
Carl Zeiss Jena Flektogon 35mm 1/8000s F11 -2EV ISO125 日陰

IMGP2796
Carl Zeiss Jena Flektogon 35mm 1/1600s F4 ISO320 CTE


個人的には、FA77mm Limited より強烈な深度差のある写真にはならないけど、それなりにボケていて、日陰にしなくても色のノリも結構あり、なんというかバランス感覚の良いレンズじゃないかな〜って思っています。
高価なレンズはそれなりの理由がある、っていうことなんでしょうか。
ただし、それなりに重いですし、変態的にアダプタを2種類かましているので真の力かどうかは判りません。

Q7って、色んなレンズを試せるのがいいですよね。ミラーレスのお陰で「ファインダーを覗くことなく」写真が撮れるため、普通だったら怖くて出来ない「太陽にレンズを向けて撮影」とか、できちゃいますしね(夏じゃないし、短い間でサクっとやること前提ですけど)。

これからは、結構持ち歩いてみようかな、って思いました。どんな絵をもらえるのか楽しみです。
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こんにちは今回はついに使い出したあのモード其の2としてクロスプロセスを使った絵を紹介してみます。

INDX2762


これ、難しいですね、まだ理解しきれていませんが、どういうものかと言うとある程度まで意図的な意思を残せる不思議なランダム色効果機能のようです。

もっとひどく言うと昔よくあった写真現像をちょっと失敗したり太陽光の下で放置して色褪せちゃったような写真を再現してくれるものです。
昔、写真やさんに出したフィルムが撮った時の色と違うプリントされたり、何回かに分けて焼き増ししたときに「前と色が違うじゃん」っていう経験をしたことありませんか?

これ、あれですわー。
ちなみに、クロスプロセスはインデックス写真と組み合わせるのもオツですが、白い部分が多く出来ちゃうのでデジタルな時代の今はあんまり使わないかもです。
MacTVとかで写真をスライドショーとかしちゃえば、似たようなことできますからね・・・。

さて、どんな感じなものが出来上がるか、っていうとですね・・・
IMGP2464

02 STANDARD ZOOM 1/125s F4.0 ISO200

こんな感じです。大きな樹木もフリンジという海外ドラマのオープニングのワンシーンみたいな絵に早変わり。
これ、シャッターを切るたびに毎回違う絵になりますし、同じものが出てくるとは限りません。

IMGP2567

06 TELEPHOTO ZOOM 1/160s F2.8 ISO320

こんなような絵も、次にシャッターを切ると・・・
IMGP2568

06 TELEPHOTO ZOOM 1/160s F2.8 ISO250

こんな感じになってしまいます(笑)

面白いです。
というか、クイックダイヤルって、ハードモノクロームをセットしていると後3つしかセットできないじゃないですか。私の場合「オリジナルセピア」「青抽出」とかセットしているので、もう1つしか残っていないんですよ。足りない。
過去には赤抽出やソフトモノクロ、シェーディング改とか色々作ったのですが、登録出来るスペースがないので消えちゃったわけです。
でも、このクロスプロセス、自分が気に入ったものをお気に入りに登録できます。更にUSER1にシャッフル扱いで登録してしまえばクイックダイヤル1つで呼び出せるので自分の意図しない写真がどんどんできて、デジタルならではの(何枚撮っても料金一緒!)楽しみが生まれてきます。

たのしい〜♪

IMGP2553

06 TELEPHOTO ZOOM 1/200s F2.8 ISO320

IMGP2554

06 TELEPHOTO ZOOM 1/200s F2.8 ISO320

こんな色が出てくると、ドキっとします。
自分で意図して PhotoShop とか弄るのメンドクサイですし、後からの加工だとキリが無いのでいつまでも弄ってて、もっと色んな写真を撮って遊ぶことから離れていってしまう、そんな風にならないで「撮る楽しみ」が満喫出来るわけです。

これ、いいです。マジ PENTAX Q7 は面白い。
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こんにちは今日はついに使い出してみた、ずっとダイヤルに居座っていながらも、なかなか使うことのないあのモード、BC:ボケコントロールについてのお話です。


このモード、モードダイヤルを廻すだけで簡単にボケ効果を得られるという優れもの機能で、PENTAX Qのウリの一つとして存在しているものなのです。

が、如何せん、シャッターを押してから撮影が完了するまで時間が10秒近くかかるため、せっかちな私はうっとうしくて待てません。だから、買ってすぐの頃に数枚撮ったきり、全く使っていませんでした。


使ったからと言ってとてもきれいなボケが得られるかどうかは別。なかなか難しかったのでそれもあります。


このBC機能をうまく使うには、ちょっとコツがいるようです。


IMGP2446

06 TELEPHOTO ZOOM 1/160s F2.8 ISO1250 BC



まず対象の後に空間があって、でも背景の対象となる物体が存在しているようなシーンを見つけるのが第一歩。『1m以上後ろに何かある処』を見つけるのが先です。出来れば明るく太陽サンサンなとこ。

これはどんなレンズでも背景を綺麗にボカすときの基本でしたよね、たしか。

この状態の構図を見つけられなければボケはどんなにいいレンズを使っても作れません。

次に、オートフォーカスのレンズが必要になります。

ボケコントロールの仕組みは、おそらく明るめのレンズでなら作れる被写体深度が浅い描写、あれを機械的にフォーカスを制御して再現しているような動作だと感じています。

決めた位置の絵を残し、ピント合わせを機械でコントロールしあえて前後にピントが合っていない像を別に準備し、それを元の絵と合成して作り出しているんじゃないかと思います。

だから明るくないF値のレンズでも「被写体深度の浅い絵」っぽい感じを作れるのだと思います。

本来なら出来るだけ明るいオートフォーカスのレンズを使わないと作れないはずのピントの奥行きが浅い絵を、ピンボケの状態の絵と合成してうまく重ねて作れば確かに同じものになりますね。

主役の輪郭さえちゃんと撮れていればの話ですが。



そこが肝心なところで、それならベースからしてボケが出しやすい、やっぱり明るいにした方が絵が作りやすいんじゃないかと。
そうなると、つまり01 STANDARD PRIMEや06 TELEPHOTO ZOOMのレンズがこのボケコントロールに向いているんじゃないかと思います。そう、01番なんか、F1.9なのにあんまりボケてませんし、06番はF2.8で望遠端を使うとボケを作りやすいのですが、それ以外で絞っているとナカナカやりにくいですから、そういう弱みを補う機能だと思います。

明るく光がたくさんある時の方が上手くいきやすいので、もし02 STANDARD ZOOMでやるならば明るい日中の日差しが強めの時間にやる方が良いのかな。

そうすることでF値を小さくできますから。


絵はピントを合わせている場所を中心としてそれ以外が溶けていきます。この時、中央測光焦点にしていても上手く真ん中が残ってくれないのでイライラものです(笑)

IMGP2442

06 TELEPHOTO ZOOM 1/125s F2.8 ISO125 BC

#ど真ん中を残せなかった例



カメラのシャッターボタンを押すとゆっくりとフォーカスを元の位置からズラしていきます。

この時にカメラ本体を出来るだけ動かさないようにします。この時間が嫌。待ってるの辛い(笑)



そうするとピントが合っているところを残し、ボケ効果の絵を合成で作ってくれます。

これ使うよりもモードをAEにしてF値を小さく、つまりできるだけ開放にした方が楽ですよね。

しかしながら、ISOの値を上げたくない場合などで、このBCが活きてくるようです。



IMGP2444

06 TELEPHOTO ZOOM 1/320 F2.8 ISO100 BC

#割とうまくいった例


正直、中央に残したいものを持ってくると失敗がしやすいようです。中央に残す場合、大きめの対象を作らないとダメっぽいのですが、それだったら06番で普通にボケてくれるので、どうにも意図通りにならなくて難しい。

上記の写真でも葉っぱの端っこが意図にそぐわないボケを作っています。うーん・・・。



IMGP2441

06 TELEPHOTO ZOOM 1/160s F2.8 ISO100

#普通に対象を大きくした例でBCなし

まあ、正直言うと、安めのマウントアダプタと古いKマウントのレンズ、例えばPENTAX-M F1.4とかのオールドレンズを使ってマニュアル操作に慣れた方が100倍綺麗だとは思います。

中華製のアダプタにヤフオクとかで3〜5千円の古いPENTAXや旭光学時代のレンズやリコーのレンズ漁れば簡単に遊べます。


IMGP2596

smc PENTAX-M 1:1.4 with KQ Adapter 1/5000(1000)s F4 ISO250 青抽出



もちろん、06 TELEPHOTO ZOOMだけでも十分ボケは作れるので、やっぱりこのBCモードはオールドレンズがあれば、使わなくなるのかなあ?


もう少し色々追求してみる必要がありそうです。
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こんにちわ。

紅葉というと「モミジ」ばっかりになりがちですが、最近はイチョウの見所というか、大きなイチョウが見られる所がお気に入り。
まぁ、あの横浜での銀杏を見たからでしょうか、今年はイチョウを見る機会が多いです。 ちなみに小さい植木ものでも平気で1万とか超えるんですよね。

で、今回はさいたま市にある、圓蔵院の境内にある大イチョウを見に行ってきました。

IMGP2470
02 STANDARD ZOOM 1/1000s F4.5 ISO200

とても大きいです。

02番で収まりきらない!!高さ28m、幹まわり4.5mほどの大きなイチョウです。
IMGP2483
03 Fish-Eye 1/500s F5.6 ISO250
写真も6MBクラスの写真ばかりになって簡単にblogにアップできないような細かい葉っぱだらけの状態で、落ちるちょっと前の良い時に来られたようです。


Voigtlander SUPER WIDE-HELIAR 15㎜ 1/640s F4 ISO250

いやぁ、ここはとても静かな場所で、モミジとかも奇麗でした。

IMGP2485
03 Fish-Eye 1/500s F5.6 ISO250

こういう大きな樹木を撮るには、今の所02番か03番しか手段がないのです。
でも、来月になれば08番が使えると思うとワクワクしてきますね。
ただ・・・

この紅葉の時季に間に合わなかったのが残念で仕方ありません。12月半ばだと正月には間に合うんでしょうけどね・・・。

今は、オールドレンズとかでガマンガマン。 

 06 TELEPHOTO ZOOM 1/160S F2.8 ISO200
#境内比較・大きいんです
 
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さて、紅葉の時期、CTEを使うより日陰モードを使う方が綺麗な絵が得られるということを確信しましたが、もう少し突っ込んでみるともっと面白いことがわかりました。

それはAWBと日陰の間がCTEになることです。
具体的な写真を見せながら紹介していきます。
IMGP2510

Voigtlander SUPER WIDE-HELIAR 15㎜ 1/800s F4 ISO250 -AWB-

このようにAWBの写真でもそれなりの色合いで撮れるのですが、日陰になると鮮やかな色を見せてきます。もちろん、鮮やかのモードなんて使わなくても綺麗です。
IMGP2511

Voigtlander SUPER WIDE-HELIAR 15㎜ 1/800s F4 ISO250 -日陰-

そしてこの二つの後にCTEの絵を見てみると、……ほら!やっぱり真ん中の色合いを出しているようです。
IMGP2512

Voigtlander SUPER WIDE-HELIAR 15㎜ 1/800s F4 ISO250 -CTE-

日陰にすると、何処と無くレベル補正をして更に若干コントラストを高めにしたよう写真、つまり、赤くないのに赤が、または、黄色くないのに黄色になり、少し大袈裟に強調されるような紅葉の絵が得られますが、CTEだとまぁそれなりにやんわりとした強調色をつけた状態にすることができます。

この控えめ感がいいですよね。

もう少し作例を載せてみます今度は緑が強く出ているサザンカ(椿かな?)でやってみました。

IMGP2531

06 TELEPHOTO ZOOM 1/200s F2.8 ISO1000-AWB-
で、次が日陰のときの色。

IMGP2530

06 TELEPHOTO ZOOM 1/200s F2.8 ISO1000-日陰-


最後に CTE で。

IMGP2532

06 TELEPHOTO ZOOM 1/200s F2.8 ISO1000-CTE-



3つ横並びにすると、こんな感じです。

CTE-CHECK1

少し順番を変えてみます。

CTE-CHECK2


なんとなく色と使い方がわかってきた気がします。


主役の色のりに合わせて背景となる色を主役風のテイストに変化させたいときに使う感じで、色のメリハリを『落としたい』ときに使うと便利ですね、これ。
デジタルフィルターの「鮮やか」で極端に色を変えるのは各色を強くする方法、抽出はその色だけで抜き取る方法、主役の色の雰囲気を全体にマブしたいときにはCTEって感じですね。
赤に対する緑、青空に対するオレンジなど反対色の色味を弱めたい場合嘘くさくならない程度の加工をしてくれるのがCTEってことなんでしょうかね?わりと使っていけそうな気がします。
この効果を更に強めたい時には「日陰」を充ててみると場合によっては更なる効果が得られる、と。





それならば、むしろ主役の色が決まってる時に使わなければ意味がないモードだとも言えます。色づいた木々や青空をなんでもかんでもこのCTEで多用して撮るって言うのは、?な使い方で、取りたい対象はコレ、でもあまり強く主張するんじゃなくて全体的に「ほんわりしたい」って言う時に使う、って理解して使わないとCTEの良さが分かっていないっていう感じですね。これ。
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こんにちわ。

ここのところ、CTEの撮り方を考えています。
紅葉に向いているはずのCTEですが、どうも自分の中ではしっくりきません。

ケースbyケースなんでしょうけどね。

例えば、以下の絵のとき。
IMGP2354

06 TELEPHOTO ZOOM 1/160s F2.8 ISO100 -AWB- 75% Resized

これを CTE でとってみたら、こんな感じになりました。

IMGP2355

06 TELEPHOTO ZOOM 1/160s F2.8 ISO100 -CTE- 75% Resized

正直どう変わったのか判りません(笑)
まぁ、もしかしたらオートでCTEを選んだのかもしれません。そういうことにしておきましょう。
いや、よおく見てみると空の色が若干赤か緑に引きずられているような気もします。

・・・でも、もっと解せないのが、ホワイトバランスを違うモードで撮ってみたら驚きの色が出たこと。

IMGP2356

06 TELEPHOTO ZOOM 1/160s F2.8 ISO100 -日陰- 75% Resized

そう、この代わり映えの無いモードに嫌気がさし、違う「日陰」っていう奴で撮ったら、あれれ?
奇麗な赤色とか黄色が出てきましたよ?
もちろん、リアルに近いのはAWBのときの色です。

でも、びっくりしました。こんな色が簡単に出るなんて。
これはあなどれませんね・・・、ホワイトバランスはもっと研究した方が良さげです。

ちなみに3枚をMacBookで横並びにしてキャプチャしたものがこれです。
CTE-CHECK2


カラーバランスも変化しているし、確かにCTEは何らかのカラー変更をしているのは間違いありません。
うーん・・・ますます解りません(笑)
少なくても言えるのは、紅葉を撮る時にCTE万能説ではなく、日陰も試した方が「紅い」奇麗な絵が撮れる可能性があるってこと。日照の問題もあるかもしれません。



さて、今回は、更にデジタルフィルターをかけて遊んでみました。

IMGP2357


06 TELEPHOTO ZOOM 1/160s F2.8 ISO100 -日陰- 75% Resized
デジタルフィルター:
  • ベースメーク明るさ-2 彩度+1 コントラスト-1

  • シェーディング 丸円 -3

  • ハイコントラスト +1


いやぁ、面白いです。PhotoShop なくても結構遊べます。
一枚一枚をRAWから現像なんてとてもやってられませんが、たまに遊びたくなる時もあるじゃないですか。そういうのをカメラ単体で簡単にイジレルっていいですよね。
ちょっと電車の中とかで出来た時間で加工出来るので、あ、こんどこういうユーザー登録を作ってみようかな?って気になります。

残念なのは、その登録が3つまでしかできないことろなんですけど。
8個ぐらい登録して、好きな時にダイヤルに登録とかしたいですよね。

ファームウェアとかのアップで対応してくれないかなぁ・・・。
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こんにちわ。紅葉の季節です。
でも早いものですよね、Q7が出たのは夏、しかも初夏に近い所。もう冬が近づいてきています。

それに、ついに08 WIDE ZOOMが発表されましたね! 公式は、ここから
値段はかなりお高い。5万切るくらいでオンラインショップには提示されています。まあ、まだ一ヶ月も先になりますので実際の価格がどうなるのか分かりませんが、例え5万だとしてもスペックを考えたら安いのかもしれません。他だと7万コースのスペックです。
画像1


まあ、それはさておき、忙しくなる前に、サクッと秋の色を撮りにいってきました。
車を走らせ向かった先は埼玉県の秩父である三峯神社。

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 03 Fish-Eye 1/320s F5.6 ISO200

紅葉していますよ!
50-2 のコピー
02 STANDARD ZOOM 1/200s F4.5 ISO200 赤抽出

いい感じです。まださほど寒くなく、でも色づいています。

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smc PENTAX-M 1:1.4 50mm 1/3200s F8 ISO100 AWB

まぁ、間近でみちゃうと茶色とかも出てくるので少し遠巻きに見るのがいい感じですよね。
日本って素晴らしいですよね、3ヶ月単位で四季がやってきて、それぞれの色があるんですから、カメラ好きにはたまらないでしょうね。

ちなみに、まだCTEを使いこなせていなく、奇麗な赤の写真に至っていません。
いつになることやら。

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02 STANDARD ZOOM 1/125s F4.5 ISO100 青抽出
#尊像があったんだけど、まぁ、私は勝っちゃってます

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RICOH XR RIKENON ZOOM  1:4 70-150mm MACRO 望遠端 1/5000s F4 ISO100 極彩

山の向こうが ガスっていようがなんのその、Q7なら望遠+極彩で秋の色を捕まえられます(強引ですが)。
 こういう遊びが出来るのもQ7の良い所ですよね。極彩は何も色をオーバーに見せるだけでなく、空気遠近で弱まった色を強くする使い方にも応用出来ます。

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02 STANDARD ZOOM 1/320s F4 ISO200
#眼下に広がる素晴らしい景色

う〜ん、奇麗ですね。ススキの金と赤と空の青。壁紙にしたくなります。

こんな素晴らしい景色を見ているとお腹がすくことも忘れますよ。
Q7って楽しい〜。

でも、ちゃっかり、食べる時は食べますけどね。

07
smc PENTAX-M 1:1.4 50mm 1/125s F5.6 ISO640


今回の紅葉に連れ出したのは、下記のレンズ達。
  1. 01 STANDARD PRIME
  2. 02 STANDARD ZOOM
  3. 03 Fish-Eye
  4. Voigtlander SUPER WIDE-HELIAR 15mm
  5. RICOH XR RIKENON ZOOM  1:4 70-150mm MACRO
  6. smc PENTAX-M 1:1.4 50mm
他のマトモなサイズのカメラのレンズを本体に付けているのとは別に5本も持っていたら重くてやってられないです。
 Voigtlanderは小さいので、大きい奴はRIKENON ZOOMとPENTAX-M 50mmです。
あとは全部小さい。いいですよね、かさ張らないからダウンのポケットとかにヒョイって入れて持ち運べます。こういうのは素晴らしいです。
軽いからこそ、色々持っていける、だから楽しい。そして簡単に色を切り替えられる。

Q7の魅力は 記録ではなく「愉しみながら撮る行為」ですよね。

結果が伴えば尚更嬉しい。
まるで料理に近いものがあります。
 
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こんにちわ。

すっかり寒くなってきていて、お庭の紅葉も赤く変わりつつあります。
ということは、山の方はもっと!?

っていうことで、車を走らせてみました。

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02 STANDARD ZOOM 1/30s F2.8 ISO200

向かう目的地は山の方ですが、川とか見てしまうとつい途中下車してシャッターを押したくなってしまうのは、すでにQ7にどっぷり浸かって4ヶ月目だからでしょうか(笑)

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smc PENTAX-M 1:1.4 50mm 1/20s F22 ISO100

空を見上げると、なんだか神々しさを感じます。
これは期待できそうです。

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02 STANDARD ZOOM 1/1250s F5 ISO200

足元を見てみると、赤い影が忍び寄っています。

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smc PENTAX-M 1:1.4 50mm 1/200s F8 ISO400

ふと途中の公園にて休憩を取ると、既にイチョウが真っ黄色じゃないですか!

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 VoigtlanderSUPER WIDE-HELIAR15㎜ 1/100s F5.6 ISO400

 00
02 STANDARD ZOOM 1/50s F3.5 ISO1250

これは奇麗です。
まぁ、イチョウなので、例の匂いは漂っていますが・・・。

イチョウって、葉っぱの形も素敵だし、色も緑も黄色も鮮やかだし素晴らしい樹だと思うんです。
銀杏だって、美味しいですよね。

でも、匂いあり。神様って公平ですよね。
Q7は匂いを記録できないので、美味しい所だけ頂いちゃいます。
 
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