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abeshi's snapshot ●軽くて楽しいミニカメラ PENTAX Q7/Q-S1

PENTAX Q7 を中心としたカメラ関連の適当ブログです。特に記載がなければQ7で撮っています。
レポートは youtube 動画を併せて使い、雑感はここを中心にテキストをはきだします。

K-S1 関連は『こちら』より(別枠へ)
ibook: PENTAX Q セルフラーニングガイド「Q骨頂」で販売中
kindle: amazon Kindle版の方が好評です!
TV: http://m.youtube.com/user/AbeshiTV

タグ:Limited

( 8/27 最後に追記あり)


お盆も明け、通常モードに戻りつつあるこの頃、暑さはどうにもならん感じですね。
暑い!こう暑いと、汗に濡れない、体力を奪わないQ7の軽さはやっぱりすばらしいです。

今年はアチコチで蝉も見かけました。

セミって、鳴いてるとなかなか逃げませんよね(笑)

IMGP5251Carl Zeiss Jena Flektogon 35mm F4 ISO200 1/25s 161 mm AWB


さて、PENTAX Q を使っていて便利だなぁ、と思うのがクイックダイヤルです。
このクイックダイヤル、全面の左側にあるダイヤルなんですけど、・-1-2-3-4ってあって、ここにエフェクトを割り当てられて便利ですよね。
  私は現在、下記のセット。  

 1)あでみやび(または極彩)
 2)クロスプロセス(ランダム)
 3)ハードモノクローム
 4)青抽出
  IMGP5351PENTAX smc FA77mm Limited F4 ISO200 1/1250s 354 mm WB:CTE

IMGP5352PENTAX smc FA77mm Limited F4 ISO200 1/1250s 354 mm AWB 青抽出

IMGP5364PENTAX smc FA77mm Limited F4 ISO200 1/800s 354 mm WB:CTE

っていう感じでセットしたものを、標準レンズに限らずオールドレンズでもバンバン使ってます。
もちろん、RAW保存なんてやりません(笑)

皆さんどうしていますか?

IMGP5444

この間も書きましたが、4つじゃぁ足りないですよね? このダイヤル選択。

PENTAX Qシリーズならではのこの機能、もっと増えて無限に回せたらいいのに、とも思います。

10個ぐらい切り替えられると便利じゃないのかなぁと思うんですよ。

改めてこの機能、いろいろと他のカメラを比較しながら触っていると分かるんですが、これって、PENTAX Qのようなミラーレス機だからこそ相性の良い仕組みですよね。  

いいカメラだとRAW保存で後から加工して使う人が「それが当たり前」のように居ます。 またレンズが向けている「絵」の情報は「ファインダー」越しに見て確認するのが当たり前だったりします。  

でも、上位のカメラのファインダーみたいなこんなちっこい画面で色効果や最終の絵がどうなるなんてやらないですよね、普通。  なので必要ないんですよね。

大きめの画面でライブビューするのが基本だからこそイメージしやすくて愉しい。

だから、正直言って、Qの楽しさの一つをクイックダイヤルに見つけている人と、本気でカメラを撮る人の面白さって、カメラで遊ぶ時の姿勢というか感じ方が根本的に違うんじゃないかと思うのです。  

クイックダイヤルで今見ているシーンを「何で残すか」って考えるのは完全に感性。
もっというと「頭で考えるよりも早く指がダイヤルしてシャッターが切られる」っていう感覚です。  
今の世界を見て、あ、これはモノクロ、または青を載せた黒でメタル感も残したい。
あっ、あの実りをあでみやびで、CTEにして、あの鳥居で赤を・・・。  

と、絵を感性で描く感じがクイックダイヤルを使ったQでのスナップだと思います。
CADや製図をし後から色を着色する感じで絵を作り上げるようなのが、ファインダーで覗いてRAW保存し、LightRoomで現像っていう感じだと思うので、二つは使いたい心構えが別物で、カメラへの感覚が別物です。

つまり何を言いたいのかというと、毎日持ち歩いてスナップして残すのと本格的に製図して撮る行為を楽しむ人を同列にして同じ「エントリー」「初心者」という括りのカテゴリーでカメラボディを提供するって、実はなんか違う気がしています。

そして、そのことは、このPENTAX Qシリーズを使ってカメラの愉しさを覚えた人が、次のステップアップでどんなカメラを買いたいのか?

という答えにつながるはずの、その定義が、これ、いまメーカーは正しく提供できていないと感じます。
このQのシステムに魅力がある人は、後にどんなカメラにステップアップしたいと思うのでしょうか。  

1.高機能を簡単に使える(クイックダイヤルや高級機並みのUI、機能)
2.簡単に持ち歩ける(軽い・小さい)
3.ガチャガチャとレンズを変えて愉しめる
4.レンズ一式を揃えるのに高価過ぎない
5.  感性で絵作りができる道具というか相棒になりえる

このような願いを叶えた高級機って、今、存在しますかね?  特に5番。私は普通のカメラカメラした一眼レフ機は、なんか違う気がするんです。

だから、一眼レフ、レフのついたカメラに憧れを持つユーザーをQのターゲットにしているんだとしたら、その戦略は半分失敗だと思います。

手軽に感性で撮り愉しみたい女子カメユーザーみたいな人達のステップアップ機が上位に無いんですもん。

みんなメカメカしくて、重くて、手軽に持ち歩けない奴ばっかり。
相棒的に思えるデザインの機種が同じメーカーにないんですよね。 

IMGP5246Carl Zeiss Jena Flektogon 35mm ISO125 1/100s 161 mm AWB
#ハーフANDシルエットで撮る、昇って脱皮の絵

ところでですね、Q7を一年以上使ってきてて思うのはレンズさえしっかりしていれば、今の1/1.7センサー採用のボディであってもソコソコ奇麗にとれる、ということです。この間もSTANDARDなレンズの上のレンズ欲しいってボヤきました。

イコール「だったら良いレンズが簡単に使えるボディ」もしくは「安い暗めのレンズであってもシャッタースピードを上げられるISO感度が高いボディがあれば・・・」といいのに、って答えでもあります。

私が望む、そこにあるのは、「できるだけボディのサイズやレンズを含めて可搬の際に重くならないまま」もうちょっと「シャッタースピードをなんとか稼ぐことができる」カメラが欲しいと思う気持ちです。
(細かいことを言うと長い速度方向にもですが)

 ***

競合他社では、最近はフルサイズがはやりです。高感度でフルサイズっていうと、現時点で一番の理想ボディはSONY α7Sですよね。

実はさっきのリストの要素があって望む答えに一番近い存在はFUJIFILMのXシリーズと、そしてSONYのα7sじゃないかと思えます。

理由は挙げた手軽に撮影できてシャッタースピードを早くでき、小さく軽いこと、であるという点です。

スナップ、感性で撮る、といった行為に一番重要な答えに辿り着くのには、実は「高感度耐性とノイズの少なさ」が一番の課題ですが、軽くパシャパシャするに軽いってのは結構意味があったりしますです。

もちろん見つけた絵を素早く手に入れられるシャッターを切り終わるまでのスピードも。

IMGP5305Carl Zeiss Jena Flektogon 35mm ISO4000 1/6s 161 mm WB:CTE
#柴又の寅さんを送る灯火。Qの標準レンズでは厳しいのでオールドレンズを頼った。α7sであればもっと簡単かな?

  --- なぜ、高感度耐性とノイズが一番重要なことなのか?  

簡単な答えです。「少し暗めの安いレンズでもスピードを上げて使いこなせる」「イコールどんなシーンでもぶれにくい撮影できる」からです。

暗いレンズでも暗い場所でも「ISO」の数値さえ稼げればブレずに素早く撮影できます。それはつまり指が先に動く人の行動を阻害しないことに繋がります。

IMGP529808 WIDE ZOOM F5.6 ISO4000 1/125s 17 mm WB:CTE
#柴又駅近くのコインランドリー。Q7の手持ちではISO4000なのでノイジー。α7sならどうだったろう?

シャッター速度に制限が来ない、これって、実は一番カメラ初心者に優しい仕様になる話なんですよね。

あえて言うと、そういうカメラのボディがドンドン登場し、小さくて軽くノイズが目立たなくなったら「プロとアマの差が少なくなります」。
 
実はその世界はもうそこまで来ていて、一番近いところまで来ているのが、α7sです。

α7sは昼を夜にする、もっというとQ7だったら数十秒露光しないと得られない絵を1/100sで作れるカメラです。 
ぶれ易い1秒前後の撮影シーンが、もっともっと早いスピードで撮影できます。
すごいですよね。20万越えの価格だけあります。手ぶれ「さやうなら〜」、かもしれません。



Q7のステップアップにふさわしいのは、現時点で画質面でいうと、多分、Qのセンサーサイズをちょっとくらい変える程度では前よりいいカメラになった、とは感じられないでしょう。
α7sクラスまで変わらないと。 

これ、簡単にスナップできます。軽めで小さいです。Q7と同じ道のさらに先を走っている感じがしますよね。 

しかし、このα7s、高感度高画素でAF撮影を手軽に行うための、その「専用のEマウント」レンズがまだまだ少ないみたいです。
そして、Qのようにお気軽にいろいろな絵作りをするためには、(個人主観ですが)ボディの操作性がまだまだこなれてないというか悪い感じ(あくまでもPENTAX Q7比較。UIやクイックダイヤル面)。

輪をかけて私にはレンズ一本の価格が高すぎる。
と、まぁこのような点で、まだまだ踏み切れません。

FUJIFILMのXシリーズもレンズの高価さという意味では同じなので、踏み切れません。

って考えるとですね、フルサイズのセンサーなんていらないから、小さめのボディでISO感度をもう少しあげて、今よりもうちょいノイジーにならないKマウントカメラで妥協点なんかないかなぁ?ってなるんですよね。


PENTAXにはちょっと良いな、って思えるKマウントレンズがわりとあるんですよね。特にズームじゃないやつに。
これを活かせないというのはもったいないよね〜と。

と思ったところにQ-S1が発表されましたが、これ、感度も何も変わらずなので、ダメじゃん!

ココが戦略的に足り無いところだと思うのです。

うーん、俺にはK-3はデカイし、なんかゴツいK-50とかも、なんだかなあ〜、って思ってたら…。

なんと、ちょっとだけ高感度になっているK-S1シリーズなるものが出てきたじゃないですか。

20メガピクセル APS-Cセンサーで感度51200みたいですね。デザインも古いゴツゴツしたカメラカメラしていなくて個人的には好き。わけわからんLEDを持つ所なんか古い考えを吹き飛ばしてくれそうで楽しみです。


つまり、前置きが長かったですが(笑)
このK-S1というエントリー機の最新機らしい画像を見かけてワクワクしています。まぁ買うかどうかは不明。お金だして買ってblogできる余裕も怪しいですし。

  image

これでクイックダイヤルと同等の機能を持たせていてくれたら!

もし、はじめに搭載されていなくても、ファームウェアの更新で出来るレベルじゃないですか。

右上のダイヤルを回すたびにライブビュー液晶にカスタムイメージを適用した絵を表現し、シャッターを押すとそれでJPEG保存される、みたいな、クイックダイヤルを超えるクイックダイヤルの搭載。
あーなんとかならんかな〜。現行のK-30とかはコレがなくてワクワクしないんですよね。ステップアップ機になり得ない。

これをK-S1で実現してくれれば、高いISO感度でF5.6とかの少し暗めのレンズをカバーできるようになり、そしてKマウントの小さなサイズの機種としてQとうまい使い分けできればな、と思います。

超望遠や超広角はQ7で、
安価で明るめのレンズが揃う標準域とQが苦手な夜間撮影ではK-S1で、

ってなって、Kマウントアダプタで簡単にレンズも行き来でき!
面白いんですけど!


2014-08-23-14-40-35

ん?

なんか、下の方には私に対して「買え」と言わんばかりのカラーの設定がありますね。midnight blackですか。

コレ、私の思うQの上位機種になりえますかね!?

haimen

実は、この背面にあるEFFECTモードが怪しいんですよ。
コレがQのクイックダイヤルに相当するような機能になってくれないかなって、妄想してるんです。

だとしたら!!

8/27に追記

もしかしたらもしかするかもしれませんね!



クイックダイヤルの1アクションではないものの、4枚の壁を越えて選べそうな感じ。
コレは待ち望んでいたボディの登場かも!
今後PENTAX K-S1 関連記事はこっちになります 


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こんにちわ。

もうすぐ 3月も終わりじゃないですか。

ちょっと梅の花を見たくなったし恋しくなったので、やねせんの話を後回しにし、もう一度「梅」の写真にしていきたいと思います。

というか、梅ってなんというか似たような写真になってしまうことが多いですから、せっかくQ7があるんだし色々変化させて撮ってみたらどうかな?ということで少し撮り方を変えてみます。


#逆光ショット
PENTAX smc FA77mm Limited w/ KQ Adapter 1/160s F8 ISO200 354 mm WB: CTE


IMGP8917
#基本的なボケの奥行き感
PENTAX smc FA77mm Limited w/ KQ Adapter 1/800s F4 ISO100 354 mm AWB
うん、やっぱりこのレンズは自分的にはお気に入りな写真が確実に撮れる感じがしますね。K3とか本格的なカメラを使ってみたいと思う動機に十分な説得力があります。

IMGP8918
#クロスプロセス効果で色褪せて
PENTAX smc FA77mm Limited w/ KQ Adapter 1/1000s F4 ISO100 354 mm WB:ShadeX-Process
でも、まあ、要らないんです。重くて持ち歩けないから(笑)

IMGP8969
#奥まで魅せて(魚眼)
03 FISH-EYE 1/500s F5.6 ISO200 17 mm WB: CTE
また、魚眼も少しチープではあるものの気軽に楽しめるのもQ7の良いところですしね。03番も軽いから持って行きやすいです。

IMGP8982
 #記憶の奥底、クロスプロセスと奥行き感
06 TELEPHOTO ZOOM 1/400s F2.8 ISO100 205 mm WB:ShadeX-Process
  IMGP8903 #逆光2(花と重ねて)
08 WIDE ZOOM 1/800s F5.0 ISO200 23 mm WB: CTE

もう少し、レンズが色々あると楽しいのになあ、って思います。

また時間が取れたら魔改造をやりたいかな。
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こんにちわ

もうすぐ春が来ている感じがしますよね。

IMGP8661 PENTAX smc FA77mm Limited w/ KQ Adapter 1/125s F4 ISO100 354 mm WB:CTE

梅が咲くと、もう他の花もつられて咲いてくるように感じます。実も黒かったですし。

IMGP7164 01 STANDARD PRIME 1/320s F3.2 ISO100 39 mm AWB

ついこの間まではこんな紅葉が残るだけでも嬉しい状態の、どちらかというと茶色だけだったのが・・・

IMGP7156 01 STANDARD PRIME 1/100s F2.2 ISO100 39 mm AWB

もう、大きな兆しが見えてきています!

IMGP9731 01 STANDARD PRIME 1/60s F1.9 ISO320 39 mm AWB

IMGP9715 01 STANDARD PRIME 1/200s F3.2 ISO100 39 mm AWB

そうですよね、もうすぐ4月ですもんね!

桜も近づいてきていますよね。

お散歩するには、まだ花粉が多くてキツいかもしれませんかね?
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こんにちわ

梅っていうのは体の近くで咲いているし、大樹もあれば植木レベルまであって色々身近に感じられる花です。

IMGP8915 PENTAX smc FA77mm Limited w/ KQ Adapter 1/640s F2 ISO100 354 mm WB:CTE


香りも良いですし、実は食べたり飲み物への応用が出来たりと日本人で良かったと思えるしでとても良いですよね。

これから春がくるんだな、っていうイメージもあってか、見ているととても和みます。

IMGP9001 02 STANDARD ZOOM 1/125s F6.3 ISO200 64 mm WB:Flash


Q7で梅を撮る際、一番気にすることはレンズを何にするか、です。

これで梅をどう撮れるかが8割決まってしまいます。
残念ながら、魚眼は向いていないような気がします。四方八方に咲き乱れるため、広がり感はただ歪んでしまうだけですし、花弁などをアップにしたくても小さすぎてデフォルメできません。

色々試した結果、01か06がバランス良さそうです。
満開に近くまわりにも多めに咲いているシーンなら02や08も活きてきます。。ツボミが多い段階ではただの点になってしまって奇麗な感じがしないので広角のものは場所を選びます。

IMGP9213 01 STANDARD PRIME 1/40s F1.9 ISO200 39 mm WB:Flash

そして、残念ながら、一番奇麗に撮れそうなのはKQアダプタを使ってKマウントのマニュアルレンズを使う方が梅らしい可憐さが残る絵になってしまいます。
 
このことから、景色に向いているPENTAXのカメラの一端だとしても、Q7では切り取るような写真を撮るのが今の時点では苦手なのかもしれないと思えてきます。

06番が一番有力候補なのですが、前からも話している通り若干『届かない』んですよね。
おそらく350mm付近に届くレンズが無いとダメなんじゃないかと思います。

まぁ、自分は180cm程度の人間だから尚のこと思うのかもしれませんし、やはり背景が奇麗にボケてくれることが重要な要素だからかも知れません。梅の場合、背景は似たような色の枝だったり、似た色の花があったりするわけですから、やっぱり奥行き感が出るかでないかで良い写真になれるかどうかが決まってしまう気がするからです。

IMGP8894 PENTAX smc FA77mm Limited w/ KQ Adapter 1/3200s F2 ISO200 354 mm WB:CTE
 
だから、FA77mmが持つQ7で350mm付近となる距離感が一番好きだったりします。

人物を撮ったりするのには拡大し過ぎちゃってて使い物にならないんですけど、花を撮るのに非常にちょうど良いんですよね。

こういうレンズがQマウントにも欲しいなぁ。
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こんにちわ。

この時期は大好きな梅ということで、似たような写真が続くかもしれません。

で、今は偕楽園の続きとなります。

IMGP9183 01 STANDARD PRIME 1/100s F2.2 ISO200 39 mm WB:Flash

梅というのは紅もあり白もあり、中間のピンクもあれば、赤の濃い紅もあり、緑がかった白もあります。 同じようで色々違います。
紅白の名前の付け方は大抵枝を割ったときの色。

また、枝も良く見ると赤いものだったりと色々を奥が深いです。

そして、Q7で実は意外にも満開に合うレンズは01番じゃないかとも思います。
あまりボケない、でもBCモードとも相性が良いし、そこそこボケてもくれる。近距離の花をキッチリ映し出しつつ残りは良い意味でいい加減な感じで絵にしてくれる。

曇りも夜でも使えるし、個人的には08>01>06>03>02ってな感じで3本選ぶなら必ず持って行きたいレンズでもあったりします。

IMGP9086 PENTAX smc FA77mm Limited w/ KQ Adapter 1/160s F4 ISO200 354 mm WB:ShadeX-Process

同じように白と赤を混ぜてとっても、Q7の場合ではエフェクトをクロスプロセスとか使って撮ると、また味のある色の絵になって楽しいですよね。

IMGP9087 PENTAX smc FA77mm Limited w/ KQ Adapter 1/100s F4 ISO200 354 mm WB:Flash

それから、白い奴に限っては、モノクロにしても美しさが出ます。こういう時にも01番が結構力を発揮してくれます。明るいレンズっていうのはそれだけで武器です。

IMGP9198 01 STANDARD PRIME 1/125s F2.5 ISO200 39 mm WB:Flash

そうなると、青空を意識して青抽出しても奇麗になったりします。

IMGP8978 06 TELEPHOTO ZOOM 1/400s F3.5 ISO100 183 mm WB:Color Temperature Enhancement (CTE)

今年の梅は今までで一番奇麗な絵になったかもしれません。
スマフォとかではやっぱり梅の良さが上手く撮れないんですよね。その点、Q7には CTE という強い見方があります。青空を青すぎずに花を良い印象に持って行ってくれる。まぁ青抽出じゃちょっと判りにくいんですけど、微妙な色合いが PENTAX のカメラは得意というか、なんというか絵作りが巧いんですよね。

また、同じ梅でもPhotoShopを使わずに色々と変化に飛んだイメージで撮れるっていうのも面白いです。

Q7を手にしたら当たり前になっちゃましたが、簡単に色々な絵の雰囲気を作れて撮れるっていうようなこんな色変化は、昔は結構めんどくさかったんですよね・・・。
あ、でも、もうすこしエフェクトを登録出来るダイヤル欲しいですよね(笑)
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こんにちわ。

梅を撮りに行ってきたお話をしばらく続けたいと思います。


PENTAX smc FA77mm Limited w/ KQ Adapter 1/100s F8 ISO400 354 mm WB:CTE

今回の場所は水戸、偕楽園です。

偕楽園はなんというか、陰から陽に向かって通じて行くのが正式なルートとかいうらしいので今回は好文亭の表門から入りました。


PENTAX smc FA77mm Limited w/ KQ Adapter 1/20s F8 ISO640 354 mm WB:CTE

まぁ、びっくり。梅どころではなく、竹林が広がっているではないですか。


08 WIDE ZOOM 1/8s F3.7 ISO640 21 mm WB:CTE

それにしても京都なんかにも負けないくらい奇麗な竹林です。


08 WIDE ZOOM 1/30s F3.7 ISO640 21 mm WB:CTE

そうこうしているうちに梅の咲いている場所へ着いたので、早速ですが、今回はQマウントレンズからでは無くQ7にはバズーカ近い大きなサイズとなるFA77mm Limitedレンズから使ってみました。

非常に明るいレンズでマニュアルでの操作も小気味よいヤツです。
これは本当にQ7の写りなんだろうか?と錯覚するくらい奇麗な撮れ方をしてくれます。
センサーの良さを実感出来るレンズです。

IMGP8907 PENTAX smc FA77mm Limited w/ KQ Adapter 1/640s F2 ISO200 354 mm WB:CTE


今回はCTEで、しかもリバーサルフィルムモードにしたままどんどんと撮って行くことにしました。

IMGP8919 PENTAX smc FA77mm Limited w/ KQ Adapter 1/800s F2 ISO100 354 mm WB:CTE

F値についてはうろ覚えなのできっとコレくらいだったはず、と思って書いています。距離感もあったため、F5.6-F2の間の数値は結構間違ってるかもしれません。

まぁ、その辺はご愛嬌ってことで・・・(笑)
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こんにちわ

いやぁ、花粉も飛びまくりでどこにも出かけたくない気分まっしぐらなのですが、そうは言ってられません。梅の見られる時期は短いですし。



桜よりも大好きな梅。
なんというかツボミのときも可愛いし、開いても可憐だし、食べられるものまで含めて日本に生まれてよかったな、って思う時間が過ごせるのも梅のお陰です。

さて、大阪からビュんって飛びまして、今度は東関東方面へ足を動かしました。


08 WIDE ZOOM 1/60s F4.5 ISO100 17 mm AWB

まずはちょいと街を歩きながら目的地に向かう最中の景色でも。


PENTAX smc FA77mm Limited w/ KQ Adapter 1/100s F11 ISO160 354 mm WB:CTE

街のスナップは楽しいです。マンホールは土地土地の顔があります。

IMGP9255 02 STANDARD ZOOM 1/30s F3.5 ISO200 43 mm AWB


そういった足元から上を見上げてみてみると、特徴のある街ほど、まだまだ知らないものが沢山あります。死ぬまでに全ての世界を観てみたい、そんな気持ちにさせられます。

知らないことを知れると脳の中で新しい道路が出来て色々なことが繋がっていく感じがします。ふだん意識していない橋の手すりにもマークがあったりしますが、そのマークから覗いたらどんな景色になるのだろう?っとか・・・

でも記憶はあいまいだから、Q7のようにいつでも持ち歩けるカメラっていうのはとても重宝します。
首から下げてても、他にレンズいくつ持ってても全然苦になりませんしね。


02 STANDARD ZOOM 1/250s F5.0 ISO100 69 mm AWB



02 STANDARD ZOOM 1/100s F4.5 ISO100 69 mm AWB

おなじ絵柄のようなマンホールでも、色が付いてるのと付いていないとあったりします。こういう発見とか、色々なことを想像出来て楽しいです。
これって、いいですよね、やっぱり。

・・・さて、ようやく目的地へ。

今回は梅林への突入です。

IMGP8932 PENTAX smc FA77mm Limited w/ KQ Adapter 1/1600s F8 ISO100 354 mm WB:CTE

ちょうど一番好きな時期、ツボミ7割で開き3割の時期に訪れることが出来ました。
写真的にはもう少し咲いていた方が嬉しいんでしょうけど、まだこれからなんだぞ、ていう時が一番好きだったりします。まぁ写真は若干2線ボケとか出てますけど、私ヘタレなので(笑)

ツボミが多い方が、元気がもらえる感じがするじゃないですか、寒い冬から目覚めてくださいと語りかけてくれているんです。
もちろん、満開も気持ちいいんですけどね、散っちゃうのを想像するより芽が出始めの方が未来があって明るい気がするんですよね。
 
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こんにちわ。

昨日の続きです。
また奥行き感にこだわってみた場合の写真を載せてみます。

これらって、結構標準外レンズ・・・つまりアダプタ付けて撮っている方が何故か撮りやすいんですよね。
というと、Q7では素で良い写真を持つ力量を持っていながらレンズの性能が今ひとつなので良い写真への結びつきが弱いっていうことを示してしまったのではないでしょうか。

IMGP2100
FA77mm Limited 1/640s F1.8 ISO200

IMGP2174
Voigtlander SUPER WIDE-HELIAR 15㎜ 1/200s F4.5 ISO100

IMGP2196
Voigtlander SUPER WIDE-HELIAR 15㎜ 1/320s F4.5 ISO100

こういうのを補うためのBCモードなんでしょうか、如何せん上手く使えない。というかやっぱり01番くらいしかアレを使いこなせるレンズが無いっていうのが残念なところ。

IMGP2197

Voigtlander SUPER WIDE-HELIAR 15㎜ 1/640s F4.5 ISO125

IMGP2211
Voigtlander SUPER WIDE-HELIAR 15㎜ 1/640s F4.5 ISO1600

FA77mm Limitedみたいな大きなレンズ、明るいレンズがあると撮りやすいんですけどね。
06番がそこそこ良いんですが、リングがスカスカな上にもう一歩足りない距離ってのもあってコレだ!っていう写真になかなか巡り会わない。
逆にFA77mm Limitedみたいなものを使うと気持ちのよい立体感というか奥行き感が出やすい。
うーん、Q7自体はいいカメラだと思うんだけどなぁ・・・。
やっぱり良いQマウントレンズが必要なんじゃぁないかなぁ・・・
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こんばんわ。

先日、ちょっと地元の動物園に行ってきました。
パスポート持ってるところなので、フラッと行けるんですよね。

で、ちょっと前、といっても夏のことです、産まれてたレッサーパンダがどうなってるのか観に行ってきました。

IMGP4829

FA77mm Limited w/KQ Adapter 1/100s F2 ISO100

い、いきなり何を見つめているのか意味深な表情を見せてくれています。

クロスプロセスでどアップもパチリ。
IMGP4876

06 TELEPHOTO ZOOM 1/40s F2.8 ISO400 クロスプロセス

IMGP4847

06 TELEPHOTO ZOOM 1/40s F2.8 ISO200

例え偶然だったとしても、ちっちゃな奴に見つめられたりするとドキっとしますよね。
小さいってのは可愛い・・・わ・・・。

IMGP4859

06 TELEPHOTO ZOOM 1/40s F2.8 ISO400

でも、色んなそぶりを見せてくれますが、彼らにとってはなんてことない、ただ単に食べて食べての繰り返しです。

まぁ、これ、物心が付く前なら、ある意味幸せな暮らしですよね。
野生でしたら襲われてるかもしれない。ココならちょっと窮屈な所はあるけれど、一所懸命な愛情を注いでくれる人たちに囲まれているわけですし。

でも、・・・私だったら、どうだろう、多分色んなことが出来なくて発狂してしまうかもしれません。
閉じこまるのは嫌いなんですよね〜(笑)

しかし彼らにとっては、これはこれで安全安心な世界ですし、そういう意味で自由ではないけど良い暮らしってやつでもあります。

ん?  ・・・もしかしたら、そんな事を悟っての、あんな表情だったり!?
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こんにちわ。

今日は秋バラも鮮やかだったので久しぶりにFA77mm Limited を持ち出してみました。

このレンズ、反則的に美しい絵が撮れるのと、重めなので落としたら・・・っていう怖さもあってかナカナカお外に持ち歩きしません(笑)

IMGP2086
PENTAX smc FA77mm Limited 1/500s F2.0 ISO 125

このレンズの凄い所はQ用のレンズじゃなくフィルム時代のレンズっていうのにも関わらずもの凄くクリアと柔らかい背景を作り出す魔法のような描写力です。
前玉レンズの内径そのものが大きく、そのために明るめの所に出て撮影すると内蔵のフードを延ばしたとても紫の滲みが出やすいのがネック。
しかし、このレンズなら誰が撮っても、何をとっても、Qじゃないカメラで撮ってもキット美しくなるような気がします。

このレンズためにKQアダプタも買って良かったーっていう気分味わえます。
姉妹製品に31mmとか43mmとかあるようです。これ以上の沼への投資はキツイのでしばらく手に入れることは無いでしょうけど、試してみたいです。
もっとも、31mmとか42mmとかは標準レンズでカバーできる範囲だし、50mm前後はオールドレンズが安く手に入る範囲なので、わざわざ重くて高価な奴を手に入れるのもなんだかな、って気もしますけどね。

既に持っているRIKENON 50mm 1.2 や PENTAX-M 50mm 1.4、Carl Zeiss Jena Flektogon 35mm でも好きな絵が撮れますしね(と、言い訳して買う気を抑える)

この77mmっていう距離、フルサイズのデジカメで使ってみたいですね。77mmだと、私がよく使いそうな距離になりそう。
そういえば、ペンタのフルサイズはいつでてくるんでしょうかね?

IMGP2091
PENTAX smc FA77mm Limited 1/25s F2.0 ISO100


ただの葉っぱでもこんな感じに素敵な・・・
というか、自分の好みの絵になります、というべきでしょうか。
写真って自分が気に入ってればそれでいいじゃないですか。

撮る行為を愉しんで、撮れた絵を見て和む。それでいいんだと思います。
それが愉しく持ち歩けるカメラっていうのがQなんですよね。

IMGP2082
PENTAX smc FA77mm Limited 1/1000s F2.0 ISO125 

今回は開放側ばっかりで撮りました。
Qには純正の  K Mount Adapter Qのマウンタを使ってます。
その際には「L」で撮ります。でも室内とか暗い時には OPEN 側でもいい感じです。

また、自分の中では少し暗めに撮るのがお気に入りだったり(笑)

このレンズ、35mmフルサイズ換算では77mm なのですが、Q7に取り付けると 4.6倍の換算 354.2mm になっちゃいます。だからQマウントレンズの06番の距離より先の望遠を手に入れることになります。

それだけを聴くとふ〜ん、って感じですけど、コレはつまり撮りたい対象を良い具合にフレーミングするには、かなり対象から離れないと拡大しちゃってデカすぎててキツいです。

嘘かと思うぐらい、の距離、5mぐらい離れないとちゃんとした絵になりません。

個人的にはこれをミニチュア化してQマウントレンズシリーズの10番目とかにしてもらいたい(笑)

IMGP2093
PENTAX smc FA77mm Limited 1/640s F2.0 ISO160 

この草木、「ススキ」とか書いてあったから思わず買っちゃいましたけど、どうみてもススキとは思えない。
なんだろ、これ・・・。
 
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こんにちわ
さて、今回もチャツボミ苔公園に戻り、そのときに実施した訓練、水の流れ編を操るためのシャッタースピードコントロールの話となります。

まずは水を止めてみます。
IMGP8684
FA77mm Limited 1/500s F8付近 ISO100 IMGP8687
FA77mm Limited 1/640s F8付近 ISO100 IMGP8694
02 STANDARD ZOOM 1/1250s F4.5 ISO1250

1/500秒でも結構止められます。驚き。感覚的に1/1000秒を超えないと止められないと思っていました。


今度は水を流してみます。
IMGP8768
02 STANDARD ZOOM 1/8s F8.0 ISO100

IMGP8652
FA77mm Limited 1/50s F8付近 ISO640

IMGP8760
02 STANDARD ZOOM 1/15s F8 ISO100

全体的に水の流れを糸のように流すには、1/15秒でも早く、それよりももっと遅くしなければならないようですね。1/8秒の最初の奴が一番マシ。糸のように奇麗になるのは場所場所にもよると思いますが、気分的には1/10秒未満くらいからって感じでしょうか。
でもこれ以上遅いと手持ちの撮影はかなり厳しいです。
今回は川の流れている場所にかなり寄って撮影していることもあり、全て手持ちなんですよ。三脚を使っていないんです。まぁ訓練ですしね(笑)

カメラをブラさず、水だけをブラす。これって結構難しい訓練です。
何枚も撮っていれば当たる写真もありますよってことで、今回は素人作戦の結果です。

今回勉強出来たのは、なんでもかんでも水を糸のように流してしまえば良いってわけではなくて、岩の見えているような場所では水の透明感を持たせるため若干水の流れを残した方が『涼しげで音が聞こえそう』ってことです。
今回の湧き出るような水の流れの場所では、1/50秒付近でそれが出来ていました。この感覚を覚えておきたいです。


で、その水の音が聴こえそうな中間のスピードで撮れた、もう少し面白いものが無いかな?って探したみたら、見つけたのは、コレ。
合わせ技のような、渾身のショット!
IMGP8666
 
FA77mm Limited 1/100s F20付近 ISO640

滝のように落ちて、かつ水しぶきも感じられるこの瞬間を捉えたのは、やっぱりFA77mm Limitedでした。う~ん、反則技だなぁ(笑)
なんだかこのレンズを使うとQマウントの全てを凌駕してしまいます。

こんな単焦点がQマウントにもスター★レンズやLimitedレンズとして誕生してくれればいいのになぁ。
このFA77mm Limited は望遠にさえならなければ最高のレンズ間違い無しです。絞ってキリリっとして開いてトロっとして、と素晴らしすぎ。

にしても、う~ん、PENTAX Q7でこんなのが撮れるなんて楽しい!
でも今回の収穫はFA77mm Limited だけではありません。
02 STANDARD ZOOMがアチコチで活躍しました。チャツボミを捉えた半分は02番。残り半分のうち6割がFA77mm Limited で意外に活躍できなかったのが01番。なんでだろ?

02番においては広角で、かつAF。時と場合に合わせてズームで絵を切り取れるコイツは、Q7+Qマウントで一番出来る子でして、今、私の一番のお気に入りです。
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こんにちわ
群馬県吾妻郡中之条のチャツボミ苔公園でのお話の続きです。
この辺りは「六合」と書いて『くに』って呼ぶようです。このクニ地区では鉄鉱石が取れていたようです。

IMGP8639
03 Fish-Eye 1/200s F5.6 ISO200 #こんな全景です。意外に普通な感じ

昭和41年ごろまでやっていたようで、その露天掘りの窪みに自生しているのが「チャツボミゴケ」で、酸性の水の流れる所に生育する珍しい奴です。
また、窪みからは鉱泉も湧き出ているという何とも不思議な光景。

こんな風に広範に自生しているのは全国でもなかなか無いようで、本州のどでかい地域ではココだけとのこと。

とにかく手持ちのQマウントレンズ+FA77mmにて、撮りまくりの写真をドドーンっとアップしていきたいと思います。

IMGP8791
02 STANDARD ZOOM 1/200s F4.0 ISO800
#鉱泉の穴?

というより苔の隙間に温泉が流れる感じです。

IMGP8699
06 TELEPHOTO ZOOM 1/200s F2.8 ISO160
06番で寄ってみます。水と苔が作り出す絵は素敵です。

IMGP8728
01 STANDARD PRIME 1/13s F8.0 ISO200
01番で少し上の方から撮影。奇麗な水、そして鮮やかな苔。自然っていうのはスゴいですね。

IMGP8658
FA77mm Limited 1/20 F20くらい ISO640
少し望遠マクロ的に近づいてみます。水しぶきが飛んでいますが、実際はかなり離れたところからFA77mmで撮っているので濡れていません。


どんなコケの姿をしているんでしょう?
IMGP8716
魔改造A 超絶接写版 1/40s F9 ISO1250
こんな時には魔改造Aが役に立ちます。普通の丸い感じで葉脈が見えない苔ぽいです。スギ苔のようなセン類ではなく、えっと区分的には「苔(タイ)類」の類いですかね?まぁ良くわからないけど柔らかい感じです。

IMGP8714
06 TELEPHOTO ZOOM 1/1600s F2.8 ISO640

IMGP8647
06 TELEPHOTO ZOOM 1/200s F2.8 ISO160
#温泉のブクブク浴びて気持ち良さそうな感じです
IMGP8667
FA77mm Limited 1/40s F20くらい ISO640

う~ん、ほんと、自然が起こす奇跡って感じで素晴らしい場所です。 本当はRAW+で保存してトリミングっていうことをすべきでしたかね、買ってから今までの写真を消してこないで来ちゃったので、今回RAW+に設定してたけど途中でRAWデータを全部削除しちゃいました。 Eye-Fi SDカードの自動削除ってWEBでのやり取りしないと動かないんですかね? アテにしてただけにガッカリ。シコシコっと容量食うRAWデータを削って対応しました。16GBで足りんのか。 まぁ、今度違うレンズ手に入れてもっと上達してから再度くれば良いか、場所も草津に行くついでにちょろっと寄れる距離ですしね。 それから、ココは小さめの水の流れる場所で、その速度感がシャッタースピードの練習にもってこいでした。 水を糸のように流したり止めたり。この辺のところは、また明日にでも。さすがに写真貼りすぎて重いですしね。
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動物って、名前に惑わされてるところってあります。
同じネズミでもミッキーとかありますし(笑)

そのネズミなんですが、まぁ、色々ありますわ。びっくり。こういうのって大人になってしっかり観察するから、あぁ、確かに似てる、とか判るんですよね。
大人になってからの動物園は結構楽しいかもしれません。
新しい発見というか知らなかったことを理解すると楽しい。


IMGP3859

#ネズミといったらこんなのですよね、普通
FA77mm Limited Black 1/320s F1.9 ISO3200

IMGP3555

#一方で今では大人気のデカねずみ:カピバラ
FA77mm Limited Black 1/30s F1.9 ISO320

画像1

#これも同じネズミ扱い:マーラ
FA77mm Limited Black 1/2500s F1.9 ISO400

IMGP3890

#ネズミなのに犬:プレーリードッグ
FA77mm Limited Black 1/800s F1.9 ISO2000


こういった、あれもこれもネズミなんだー、的なものも知らないことだらけ。
いやあ、大人になってからの動物園はほんとに楽しい。
そして、今回一番驚いたのはアルマジロ。

IMGP3863

#驚きの動物:アルマジロ
FA77mm Limited Black 1/320 F1.9 ISO5000

南米では食べられているらしい。でも、コレ、よく見ると結構「毛」がキモいです。
で、もっとゆったりして動く生き物かと思ったら、物凄く機敏に動きます。本当にネズミっぽく。あ、でも、こいつはアルマジロ科なのでネズミとは違います。
こいつは、丸まったところも撮れなかったしセカセカ動くところをムービーで撮りもしなかったので、次回再チャレンジの目標となりました。

今の時代はリアルで見て、その時(リアルタイム)で調べにいけて、簡単に「今を残せる」。
本当にいい時代になりましたよね。

私たちの時代から比べると、今の子供たちは知識の吸収量がハンパないんじゃないかと思います。
ちゃんと色んなことを調べてきたとしても、私たちの時代は「図鑑」「図書館」程度でしたし、後付で「TV」くらいですもんね。
自分で調べて欲しい知識を得るなんて、なかなかできなかった。
図書館にも本屋にも、新聞でも探しても、人に聞いても出てこない・見つからないものは「わからない」で終わってた。
今なら最悪英語でならなんでも判る。

こういうことをしてきた人が大人になったら、もう私たちも「知らないことが多くて与えられた情報だけで育った低レベルな大人」になるんでしょうか。
あぁ、そうか。
だから歳を取ると武装するために「経験の差がものを言う」って言ってしまうのか。

知識+経験を積んだ大人がたくさん現れてくれるといいですよね。


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動物園の続きです。
知っている動物たちもあらためてジックリ観察すると楽しいですよね。
アリクイとか木に登って休んでいたりするし、カンガルー=黄土色的なイメージありますけど、グレーのやつが「わんさか」居たり。
ベンギンも何考えてるのかわからないけど、じっと一点を見つめてたり。

IMGP3654

#アリクイ
FA77mm Limited Black 1/1600s F2.0 ISO4000

IMGP3703

#以外に黒いカンガルー
FA77mm Limited Black 1/3200s F1.9 IS640

IMGP3523

#動物といったら欠かせないZEBURA
FA77mm Limited Black 1/1600s F18 ISO10000

IMGP3828

#動物園のAKB:ペンギン
FA77mm Limited Black 1/100s F4 ISO500

IMGP3618

#蜜を求めてる蜂
FA77mm Limited Black 1/250s F1.9 ISO320

蜜を求めている蜂は一番難しいです。シャッタースピードだけでなく、飛んでる辺りを連射しまくりです(笑)
FA77mmをMFで使っている状態で、思ったよりも液晶が「あて」になっています。
ピーキングX2とかしなくても普通以上に「アンシャープネスクマスク」を強く掛けすぎた感じのザラつきが出たところで撮影すればいい感じなのがわかりました。

ISOさえ高くならないよう気をつければ、良い写真が取れてくるようになってくるのかな?って最近理解してきたんですが、そんなもんですかね?
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 動物園がシニアの写真スポットになっているっていうのが凄く理解できた日でした。
写真はじめたら、やっぱり動くもので普段見ていないものを撮りたくなるって気持ちが沸いてきますよね。

IMGP3888

#ミーアキャット
FA77mm Limited Black 1/800s F1.8 ISO3200


今回はQ7を持って、埼玉の『こども動物園』というところに行ってきました。
しかも、敢えてFA77mm Limitedオンリーに近い状態でずっと撮影にチャレンジ。
FA77mm Limited は、KマウントアダプターQ経由でQ7に取り付けます。
この時、AFは機能しませんので操作は総てマニュアルとなりますが、基本TAvを使いました。絞りはレンズ側にあるのでアダプタ側はLにしておきます。
先日ご紹介した鷲掴みピアノ方式の持ち方(笑)でやっています。

結構な倍率(354mm相当)の望遠になりますので、足で場所を探して小指でピントを合わせに行く感じですが、距離感をつかむのに時間かかりました。
場所によってはこれ以上後ろには下がれないって所があります。そういう時は構図を諦めてます。354mm固定は少し不自由ですね。

IMGP3541

#ポニー
FA77mm Limited Black 1/2000s F1.8 ISO125

いやぁ、しかしながら、レンズの性能の差というのは恐ろしいです。普段のQマウントレンズ群、06も02も01ではAFで撮影していて、こっちのFA77mmは完全にマニュアル。両方共に同じプルプルいってる手で持って撮影しているというのに、なんか、こうも撮れた絵に差が出るとは思いませんでした。

正直、Q7でこんな写真が撮れるなんて、レンズの差以外になにがあるんだろう。
今までのレンズではブレブレだったことが多いので、普段のレンズのAFの精度が甘い?のでしょうか。
もしかしたら手持ちだからやっぱり手ブレが防げてなかったのでしょうか。
Qマウントレンズ群ではAUTOに頼った撮影が多いのですが、その自動で設定されるAF時の数値が調整不足なのでしょうか。
うーん、やっぱり私が使い方が怪しいのか、それともISOに無理をいわせてシャッタースピードを稼いでいたせいなのか、とにかく同じボディで撮影しているのですが、明らかに素人目にもはっきりわかるほどの撮れた絵の質が違うと感じております。
FA77mm Limited の方がクッキリです。違いすぎる。

IMGP3677

#エミュー
FA77mm Limited Black 1/60s F2.0 ISO250

このFA77mm Limitedもそうですし、昨日の魔改造の07マクロもそうですが、Q7の真の実力はなかなかで、かなり綺麗に「うぶ毛」なんかも撮れています。センサーとか画像エンジンはかなりいいんじゃないかな?これ。

実はボディの性能を最大限活かしきれていない今のレンズ群ていうのがQ7のちょっとだけ残念なところかもしれません。

ならコンデジクオリティと言われてしまう際たる原因はセンサーだけではなく実は値段なりのレンズだったのでは、と言ってしまっても良く、それなら将来長い目でみていけば良い方向に化けていく恐ろしいカメラなのかもしれません。

本当の所はあんまりレンズに詳しくないので良くわかりませんが、少なくともKマウントアダプターQの存在があるって事はとても素晴らしい!

とりあえずご飯も
IMGP2815

FA77mm Limited Black 1/6s F1.9 ISO200
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こんにちわ。
もうレンズ沼どっぷりな私です。

最近、FA77mm Limitedを手に入れました。FA77mmは、Q7で使うと77mmなのに4.6倍での換算になるため、354mm扱いになってしまいます。
望遠の単焦点扱いになるため、近くのものを撮るのにかなり離れて撮らないとアップしすぎ、という若干扱いにくいレンズです。

しかしながら、この350mmっていうのは、06 TELEPHOTO ZOOMの範囲が69-207mmという事を考慮すると、それよりも1m離れた、実は丁度私が欲しいと思っていたあたりの距離になります。
つまり、06であと、一寸足りない、の足りないあたりを埋めてくれると思って手にいれました。

まあ、本当はもうちょい短い300mmくらいで良かったんですけど、そうなると換算で65mmっていうレンズあたりになるのですが、この辺りで興味ありそうなものがなく、ズームみたいな重たいのも嫌だな、って思ったこともあり、このレンズに手を出してしまいました。
しかも、F1.8というとても明るいレンズです。そしてF1.8でピントを合わせると、物凄く被写界深度が浅いというか範囲が狭く前後が良くボケます。
これが素晴らしい感じです。被写界深度がかなり狭いところまで絞れます。

さて、実践です。
まず、このレンズに慣れるため、この微妙な深度のピントの感じを覚えるのに、まず家の部屋にあった火災検知器を利用しました。

画像1

スゴいでしょ、別に紐が揺れている訳ではなく、検知器にピントを合わせると紐の先がボケてしまうのです。すげぇ狭い。もちろん、絞り値を大きくすればこんなことはなくなります。自由自在で楽しい。

更にQ7上の持ち方もどうしたらいいのか色々試してみました。
私の場合、左手で上から持つ感じにして、左小指でピントを合わせ、右手でシャッターを切る感じが安定しています。
画像1

写真のようにまるで弦を弾くように薬指はフォーカスリング、中指では絞りリングを操作していきます。
カメラ全体はほぼ左の人差し指と親指で支えてるイメージですが、左手でレンズを鷲掴みして持っているようなスタイルです。意外にオススメ。

・・・このレンズはQマウントシリーズの01~07番総てのレンズと比較して非常に重く、マウントアダプタで既に145gの重さのところ、更にFA77mm Limitedで270gとなり、合わせて415gにもなります。こうなると、Q7を2つ持った重さです。
つまり、FA77mm Limitedを装着して持ち歩くってことはQ7を3台分持ち歩く重さになります。

そこまでしてこのレンズを使う必要あるの?って思うのですが、…あ、あります!

いや、自己満足ですが(笑)

どんな絵になるのでしょうか?ワクワクしますよね。
これを持って、この間は動物園に行って来ましたので、今日からしばらくその動物園で使ったFA77mm Limitedの絵を載せていきます。


IMGP3874

#ふくろう(白)
FA77mm Limited Black 1/320s F1.8 ISO1600

どうですか。手前に網があるにも関わらず(うっすら4~5本の影があるのがわかると思います)、この綺麗な描写力。毛の感じも判り、白さも判り、なにより印象的な目の感じがキッチリ写っています。
望遠だというのもあって、フクロウもアップで撮れています。
Q7で、こんなのが撮れちゃうんですよ。今まで02番とか06番でも綺麗だな、って思ってたけど、別次元だと感じました。
レンズが良ければ綺麗に撮れるの当たり前ジャン、といわれてしまってはそれまでなんですけど、レンズが変わるだけでQ7で撮れる底力が垣間見えたというか、そういうのを感じました。

ただし人物を縦で撮るには相当離れないと撮れないので対象との意思がシンクロしないで相手が暇を持て余して動きまくってしまうのが難点。
さらにはMFという事も相まって、サクっとも撮れません。
が、うまく撮れればモデルになってくれた人もうっとりしてくれるの間違いなしなので、何とか言葉巧みに話しかけて待ってもらいましょ~?!

そういうシーンが増える度、また、良いレンズ使っただけでガラリと絵の描写力が変わるのを目のあたりにしてしまうと、Q7にはもっともっと良いレンズをコレからはちゃんと出してほしいと感じました。

上級者向けで多少高価でも良いと思いますので、PENTAX Qは初心者が手を出しやすい所から懐の深いところや遊び心のある絵作りが出来るカメラとして、末長く頑張って欲しいです。
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