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abeshi's snapshot ●軽くて楽しいミニカメラ PENTAX Q7/Q-S1

PENTAX Q7 を中心としたカメラ関連の適当ブログです。特に記載がなければQ7で撮っています。
レポートは youtube 動画を併せて使い、雑感はここを中心にテキストをはきだします。

K-S1 関連は『こちら』より(別枠へ)
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タグ:MC+4

こんにちは、07マウントレンズの可能性を探る続きです。

前回は「写るんです」のレンズ部分を付けて試しました。これについては今度ジャンクなコンデジを入手してから続きをいつかやろうと思います。
その代わり、このレンズの手前に接写リング、そう、7月21日のlogにも書いてあった、MC+4のクローズアップフィルターを挟んでみたらどうなるかな?
ってことで試してみたら、結構いける。

まずは、普通の07の状態。
画像1

この位の距離で、以下の絵。
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07 MOUNT SHIELD LES 1/10s ISO2500

吹き出しにピントです。ちなみにこれ埼玉のイトーヨーカ堂にて発見。調べたらつい先日配置されたようです、タカラの佐川男子のガチャ。

で、07番ごめんなさい、まっぷたつに割って、一つはMC+4に、もう一つはアキバでゴロゴロと売られていたサンヨーザクティのジャンクプロテクターのガラス部分を内側の抑えクルクル廻して取り去った「ガワ」に付けました。
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レンズのある表側はMARUMIのVIVIDライムをつけ、不用意に触らないよう、埃がつかないよう保護しています。
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07番の前の品名が刻印されている面であるレンズが取り付けられている方は、SANYO のプロテクターとMARUMIの緑のプロテクターの間で挟まれており、接着されています。つまりリングとリングの間のサンドイッチ状態の具の部分に相当する所に存在し、その両端が40.5mmのスクリューネジのオスを出るよう接着されております。これ、一応後々にひっくり返せることを想定したためです。
画像2

で、この時の像が
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07近接改 1/13 ISO8000

ものすごい接写力です。もうくっつけてます。そんなに近づくのか、そんな場で、って所でピントがきます。明かりの隙間もないくらい(笑)

違うモノで撮影します。
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iPhoneで上から撮影。はい、07は対象間近です。これでピントが合います。緑の輪っかとMARUMI MC+4じゃないリングの間に07番のレンズ側があります。
そして、この時の絵がは下記のようになります。
画像4
07近接改 1/13 ISO12800


ちなみにMC+4ではなくただの筒にすると焦点が取りにくかったです。どうしたものか。

にしても、いやあ、ものすごい可能性を秘めてましたよ!07番。中古出回ってきたら数点持っとこうかな〜。
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こんにちわ。

さて、Q7を使い始めて10日くらい経ちましたが、レンズ交換式なのはいいんだけど、もうちょっとだけ寄れるレンズが欲しいと思ったことが何回かあります。
まぁ、昆虫系とかは近寄ると逃げちゃうので、06で思いっきり寄って、の使い方しかないのですが、主に花とか写真メモ的なものですよね。
手軽にもう少し、って感じが足りない感じ。
望遠的なところは、DA18-270をKマウントアダプターQで付けてとなるんですが、いかんせん三脚必須だしセットだと重いし・・・機動力に欠けますよね。

今手持ちのレンズは、01 02 03 06 07 それと DA18-270 なんですが、Kマウントのやつは付けるだけで望遠に化けてしまうし、そもそも物凄く遠くの物体を撮りたい、っていう需要のためにあり、その時は重くてもいいよ、ブレブレで撮りにくいのは当たり前だから良いよ、の発想でもっているだけです。持ち歩いて近寄って撮るものじゃないかな。

だから、スナップするときに、あー、手軽にもうちょっとだけ近寄って迫力だして撮りたいんだ! っていう需要を満たすものが、01で近寄るか02でズームするかしかなく、これが、また難しいんですわ。
ヨドバシで相談したら04が寄れるんでこれオススメですよーとか言われはしたものの・・・。うん、確かにいいんだけど・・・。

MARUMI クローズアップ フィルター MC+4


そこまでじゃぁ、ないんだけど、っていうことで、クローズアップフィルターという気になるものがでているじゃないですか。
で、どんなもんかな、っていう感じで試してみましたよ。MARUMI CLOSEUP MC+4。
被写体からレンズ先端まで17mmというやつですが、はてさて。

MC4UP-01-HIKAKU

とりあえず、AFで比較したいので2倍ぐらいの3cm強ぐらいの距離、SDカードの縦ぐらいで撮影。
近すぎると外したときにオートでピントが合いませんし・・・。

上記写真の右側は実際に撮影して加工ソフトで2枚重ねてサイズの違いを作ってみています。この白抜きとなっている範囲がMC+4で撮影される像になります。
倍像率0.3とかいうとこんなもんですかね・・・そもそもマクロ化するっていうフィルターじゃなかったですよね、これ。カメラ側を固定して撮影っていう逆の使い方なのでこう見えちゃってもしかたないか。
これを付けるともっと寄れるから良いでしょ、ってことでしたっけ?(笑)

んじゃあ、オートフォーカスの動きをチェック。付けたときと外したとき、同じ場所同じ被写体、ほぼ同じ時刻で撮影してみると、こんな具合。

PRIME-CLOSEUP

小さいサムネイルだと判りにくいかもしれませんが、MC+4を付けていない状態だと「寄れない」訳ですので、できるだけ遠めの場所にピントが合います。胸のDリングの辺りがボケていたりいなかったりが見て取れると思います(写真はクリックで拡大できます。スコープのところのフォーカスの具合とかも違うのでその辺もポイント。MC+4を付けて近接撮影のAFを行った時の方が簡単にしっくりくる像を得られやすいかなあという具合)。

手元に寄せたときのピント合わせが楽になるので、これはこれで使えそう。

Qマウントレンズは広角な02や04を持っているかどうかで撮影像の幅というか使い方が変わると思うのですが、02を持っているならスナップ時には01に付けっぱなしにしてても良いかもしれません。

04が結構寄れて使えるらしいのですが、MFなので面倒くさいんですよね。
マニュアルは03 FISH-EYEだけでいいです。Q7の液晶でピントあわせを繰り返すの難しいし。

で、んじゃぁ、望遠マクロ的に06に付けたら、ってなると思うんですけど、あまりにも望遠だと調べるのが難しくなるので、とりあえず02に付けてちょいと離した距離からTELE-WIDEの広角と望遠の変わり具合をチェック。

望遠側(T)広角側(W)
MC4UP-02-TELEMC4UP-02-WIDE

MC+4を付けるとわずかに変わりますね(赤線が付けた状態の像)。つまりこのわずか分は確実に寄れるということになると思うんですけど、体の動きにしたら10~20cmでしょ?

・・・自分で動けよって感じになるし、MFの合わせる感覚がおかしくなるのでやっぱり01か02に付けるくらいしか・・・。
でも02につけてしまうと、せっかく唯一の特徴である広角を台無しにしてしまうので、やっぱり01にしか付ける意味ないですね・・・。

結論を言うと、
「PENTAXさん、少しくらい値段高くても良いから Qマウントの(1)望遠マクロで軽くて機動力のあるもの、(2)超マクロで、もちろん両方ともAF対応のものを早く出してよっ!」
ていうことですかね、ハイ。

追記、付けっ放しにして無限遠ものを撮ろうとすると、ピントが合わない写真になりますので、人物や風景を取る際には外すことを忘れないで!

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